なんでも添削家 赤ペン瀧川先生の あの頃映画添削

安城家の舞踏會 なんでも添削家 赤ペン瀧川先生 プロフィール

転がり落ちる貴族達の群像劇!

華族制度の廃止により貧乏まっしぐらの貴族の一家が開いた最後の舞踏会が舞台なんだけどね。本当にもう…大混戦大会!何とかお金を作ろうとする父親、使用人に手を出して揉めてる長男、出戻り長女に恋する元運転手、一人で奮闘するも空回りまくる次女。舞踏会の最中に起きる様々な事件を描きながらテンポよく進む傑作の群像劇!

脚本・新藤兼人×監督・吉村公三郎がやっぱり凄い

主演の原節子が困り続けてすっげー可愛いので是非観て頂きたいのだけども。やっぱり日本を代表する脚本家の新藤兼人さんと監督の吉村公三郎さんの仕事っぷりにも注目して頂きたい。チェーホフの「桜の園」を基に書かれた脚本も面白いし、それぞれのキャラクターのチャーミングな演技を引き出し、次々に起こる事件を奇麗に描き切った監督も凄い!

場面写真

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