イルダール・アブドラザコフ
Ildar Abdrazakov
バス
《アンナ・ボレーナ》エンリーコ(ヘンリー8世)


ロシア、ウーファ生まれ。母国内で各種の声楽コンクールに入賞を果たした後、国外活動を開始。ミラノ・スカラ座でロッシーニの《モイーズとファラオン》(2001)に主演して名声を確立。METには04年にロッシーニの《アルジェのイタリア女》で初出演を果たし、イタリアやフランスの演目で大役を務めている。
イタリア、ジェノヴァ生まれ。ジェノヴァの音楽院に学び、南米で指揮台へのデビューを果たし、1995年にヴェネツィアで《セヴィリャの理髪師》を振って母国の歌劇場に初登場。爾来、欧米各地で活躍を続け来日経験も多い。METには98年に《ラ・ボエーム》でデビューし、その後も定期的に招かれている。ライブビューイングでは《連隊の娘》や《つばめ》などを振っている。

アルゼンチン生まれ。母国と米国で指揮を学ぶ。ロマン派のオペラから現代の作までレパートリーは広いが、一方で長年フィリップ・グラスの音楽に傾注しており、オペラ《White Raven》の1998年初演の際も指揮台に上がっている。今回は、2008年の《サティアグラハ》MET初演に続いて二度目の登場となる。

メキシコ生まれ。1980年代初頭から歌手活動を開始し、明るさに富む声音で人気を得る。METには《ランメルモールのルチア》のエドガルドでデビュー。19世紀前半のイタリア・オペラを得意とし、ライブビューイングでは《エフゲニー・オネーギン》や《ラ・ボエーム》で好評を博している。

米国生まれ。METのヤング・アーティスト・プログラムで学び、1998年METデビュー。近年はワーグナーの諸役(《さまよえるオランダ人》の題名役や《トリスタンとイゾルデ》のクルヴェナール、《パルジファル》のアンフォルタス)で評価され欧米で出演を重ねる傍ら、ドニゼッティ等のベルカントのオペラも好んで歌っている。

カナダ生まれ。2005年ドミンゴ・オペラリア・コンクールに優勝し、注目の若手として活躍の場を広げ、欧米の大劇場にもデビューを飾る。ドン・オッターヴィオのような生真面目な人物像から《イエヌーファ》のシュテヴァといった憎まれ役まで巧みに演じ分ける逸材。昨シーズンのMETでは《カプリッチョ》でフラマンを務めた。

ドイツ、ミュンヘン生まれ。暗い情熱漲る声音と南国的な顔立ちのコントラストが新鮮な印象を与え、国内の歌劇場を席巻し世界の五大歌劇場も制覇。《ローエングリン》などのお国ものや《トスカ》《カルメン》などイタリア、フランスのオペラでも活躍中。MET昨シーズンでは《ワルキューレ》のジークムントを初役で務めた。

ポーランド生まれ。METやウィーン国立歌劇場などで活躍し、日本では《ドン・ジョヴァンニ》の題名役などを歌っている。ライブビューイングでは《ランメルモールのルチア》のエンリーコ、《ドン・パスクワーレ》のマラテスタを演じ、2011年のMET来日公演では《ラ・ボエーム》のマルチェッロを務めた。

ロシア生まれ。英国ロイヤル・オペラの育成プログラムで研鑽を積み、パリ・オペラ座の《トリスタンとイゾルデ》のブランゲーネ(2005)で脚光を浴びる。METには07年に《戦争と平和》でデビュー。ライブビューイングでは《ホフマン物語》のジュリエッタで登場。11年の来日公演にも参加し《ドン・カルロ》のエボリ公女役で絶賛されている。

英国、ヨークシャー州生まれ。俳優として活動の後1996年から演出に転身。2005年にシラーの戯曲『ドン・カルロス』で話題を呼び、10年には演劇『レッド』でトニー賞を受賞。シェイクスピアから現代劇まで幅広く手がけており、オペラではグラインドボーンの《ビリー・バッド》などで注目されている。

米国、ニューヨーク州生まれ。1979年にオーケストラと合唱団を併せ持つ団体レザール・フロリサンを設立。バロック期を中心に眠れる名作の復活に力を注いでおり、87年の《アティス》(リュリ)の蘇演などオペラ界への貢献著しい。METには2010年に《コジ・ファン・トゥッテ》を振って初登場している。

米国生まれ。バロック・オペラの《アリオダンテ》(ヘンデル)からモーツァルト(《イドメネオ》の題名役など)、ワーグナー《ラインの黄金》のローゲ、そしてグラス《サティアグラハ》までレパートリーの幅が非常に広いことで知られ、欧米各地で活躍中。METには1991年《後宮からの逃走》ベルモンテ役でデビュー。

ドイツ生まれ。デトモルト音楽院に学ぶ。ワーグナーの主要なバスの役で成功し、バイロイトをはじめ欧米の主要な歌劇場の常連となり、来日経験あり。昨シーズンの《ワルキューレ》のフンディンクも好評を博した。

米国フィラデルフィア生まれ。2006年にフォトワース・オペラで《ラ・ボエーム》のロドルフォを歌って舞台デビューを果たしたばかりであり、オペラ界の新星として大きな期待を担う一人。09年にリチャード・タッカー賞受賞。METには07年にデビュー済みであり、今回の抜擢にさらなる注目が集まっている。

イタリア、ノヴァーラ生まれ。ミラノとパリで芸術を学び21歳で舞台美術家としてデビュー。その後1975年にスポレートでオペラを初演出(メノッティ《泥棒とオールドミス》)してからは、舞台美術と演出を共に手がけるようになり欧州で活躍。METではこの《エルナーニ》のみを演出し、94年に51歳で逝去。

ドイツ生まれ。アウグスブルグで歌を学び、1990年代後半から歌手活動を開始。ワーグナーのヴァルター(《ニュルンベルクのマイスタージンガー》)や《パルジファル》の題名役で評価を得て欧米で活躍。ヘロデ王(《サロメ》)などR.シュトラウスのオペラでも評価されている。昨シーズンの《ラインの黄金》でもミーメを演じている。

米国生まれ。METに1991年にデビューし《ラ・ボエーム》のマルチェッロや《椿姫》のジェルモンなど幅広く演じてハイ・バリトンとして名声を確立。近年では現代作品にも出演を重ねており、2009年にはヒューストンでプレヴィンの歌劇《ブリーフ・エンカウンター》の初演に参加している。

ブラジル生まれ。90年代後半から米国内でも活躍するようになり、モーツァルトの《コジ・ファン・トゥッテ》(グリエルモ)等で評価を得る。2008年にはミュージカル『南太平洋』に出演しトニー賞を受賞。METには10年にショスタコーヴィチの《鼻》(コヴァリョフ)で初登場し注目を集めている。


イタリア、シチリア生まれ。1986年スポレートで《リゴレット》のマントヴァ公爵を歌ってオペラ・デビュー。METには95年に《ラ・ボエーム》のロドルフォ役でデビュー。ライブビューイングでも2008年からの常連であり、昨シーズンは《西部の娘》にディック・ジョンソン役で出演。

オーストラリア生まれ。バロック期や古典派の作品を得意とする一方で、2008~09シーズンの《サティアグラハ》MET初演に出演して成功を収め、2009年ライブビューイング《ラ・チェネレントラ》の姉娘のクロリンダ役でも注目される。現在は母国と北米圏の双方でモーツァルトの役柄を中心に活躍中。

英国、ウェールズ出身。1989年にカーディフ国際声楽コンクールで第2位を獲得し、その翌年にオペラ・デビュー。以後、世界中の大歌劇場でモーツァルトの主要な役柄を演じて絶賛されるほか、《ファルスタッフ》の題名役や《トスカ》のスカルピアなどイタリアものでも成功。近年ではワーグナーへの進出ぶりで新たに注目されている。

米国、サウスカロライナ州生まれ。長じてシンシナティの音楽大学で学び、1992年にプロの歌い手としてデビューを果たす。97年にリチャード・タッカー賞受賞。99年に《ジュリオ・チェーザレ》(ヘンデル)でMETにデビュー。バロック・オペラの担い手の一人として世界的な人気を誇っている。

米国、カンザス州生まれ。90年代後半から母国内で注目され、2001年ミラノ・スカラ座の《ラ・チェネレントラ》でロッシーニのスペシャリストとして世評を確立、現在まで幅広く活躍中。近年ではフランス・オペラやR.シュトラウスにも活躍の場を広げるほか、歌曲の世界にも積極的に取り組み、繊細な歌いぶりで成功を収めている。

フランス生まれ。卓越した技巧と劇的かつ鋭い表現力によって役柄の内面までを見事に表現することのできる現代最高のソプラノの一人。演技にも秀でている。バロック・オペラから喜劇のオペラまで幅広いレパートリーを持っている。昨シーズンのライブビューイングの《ランメルモールのルチア》も成功を収めた。

ドイツ、ケルン近郊生まれの演出家。故郷の音楽院でヴァイオリンを学んでから劇場界に転進。現代オペラをキャリアの初期から手がけており、1980年にヘンツェの《ポリチーノ》世界初演のステージを演出。05年ザルツブルグの《椿姫》の大成功によりオペラ界に名を轟かせ、本プロダクションでMETに初登場している。

スペイン生まれ。いわゆる三大テノールの一人としても有名。1959年にメキシコ国立歌劇場でデビューを果たし、以来世界の桧舞台で歌い続ける。ワシントン・オペラ初代芸術監督を務めた後、現在はロサンゼルス歌劇場芸術監督。近年は指揮も頻繁に手がけ、最近は《シモン・ボッカネグラ》など、バリトンでも活躍。

オーストラリア生まれ。オランダ系とスリランカ系の両親のもと米国カリフォルニア州で成長。マネス音楽院で学びMETヤング・アーティスト・プログラムにも参加。バロック期から古典派のオペラを得意とし、パリ・オペラ座やグラインドボーンで演じたクレオパトラ(《ジュリオ・チェーザレ》)で好評を博している。

カナダのモントリオール生まれ。ケベック音楽院で学び、後に名指揮者カルロ・マリア・ジュリーニの薫陶を受ける。交響曲のジャンルを中心に活躍のかたわら、欧米各地で歌劇場の指揮台に立ち、昨シーズンのMETではヴェルディ《ドン・カルロ》の指揮を務めて好評を博した。
ロシア生まれ。母国のマリインスキー劇場でゲルギエフに認められ、主役に抜擢される。その後国外活動を開始し世界的な人気を得る。生来の美貌と仄暗い声音でベルカントものから近代の作まで続々と成功を収め、METにも2002年に《戦争と平和》で初登場。ライブビューイングにも毎年登場し好評を博している。

ドイツ、ドレスデン生まれ。滑らかで明るめの響きを有するバスとして活躍。長身と個性的で眼光鋭い風貌を武器に性格的な人物像を得意とする。2006年のMETライブビューイング第一弾となる《魔笛》ではザラストロ役で出演し、昨シーズンは《ボリス・ゴドゥノフ》の題名役で説得力ある演唱を繰り広げた。

米国生まれ。ボストン音楽院に学び、各地の養成プログラムで経験を積む。METでは《魔笛》の侍女1、《ラインの黄金》のフライアなどドイツ系の役で出演を重ねており、今回の起用で一層の成長が期待されている。

英国、リヴァプール生まれ。オルガニストとして活動しながら指揮を始め、96年にグラインドボーンで振った《テオドーラ》(ヘンデル)で注目され、バロックや古典派のオペラで活躍。ロンドン・コヴェントガーデンでの《オルランド》(ヘンデル)や、2004年のMETデビュー作となる《ロデリンダ》初演など高く評価されている。

ベネズエラ生まれ、イタリア育ち。2001年オーストリアで《フィガロの結婚》に主演しオペラ界にデビュー、05年にMETデビュー。端正な容貌と伸びやかな響きをもとに、バロックものとモーツァルトで評価を獲得。映像も多数発売されるなど、期待の新星から手堅い実力派への道を着々と歩みつつある。

米国、コネティカット州生まれ。母国内を中心に活躍しており、17世紀のカヴァッリの《カリスト》から20世紀のフロイドの《スザンナ》にいたる広汎なレパートリーを有している。METにも出演を重ねていて、2シーズン前の《ハムレット》では先王の霊の役を圧倒的な迫力で演じて存在感を新たにしている。

米国生まれ。METに1995年の《パルジファル》でデビュー。ライブビューイングでは《オルフェオとエウリディーチェ》でオルフェオ役を演じ、大絶賛される。また、レヴァイン指揮によるプッチーニの《三部作》公演では3作すべてに出演して注目を集めた。昨シーズンは《ラインの黄金》《ワルキューレ》でフリッカ役を演じた。

イタリアのミラノ生まれ。モーツァルト及びヴェルディからプッチーニに至るレパートリーで21世紀のイタリア・オペラ界の先頭に立ち、世界の五大歌劇場を始め欧米各地で活躍。ライブビューイングでは《カルメン》のミカエラ役などで出演。2011年のMET来日公演では《ラ・ボエーム》のミミを務めた。

イタリア生まれ。1979年に歌劇場への初登場をスカラ座で果たした後、バスの逸材として欧米各地に次々とデビュー。キャリアの初期にはモーツァルトを得意とし、現在ではヴェルディの第一人者として各地で成功を収めている。昨シーズンのMETでは《ドン・カルロ》の国王フィリッポ2世で存在感を見せた。

米国生まれ。「比類なき美声の持ち主」と賞賛され、モーツァルトのほかフランス・オペラも得意としている。またR.シュトラウスのオペラでも高い評価を得ている。2001年のMET日本公演では、得意とする《ばらの騎士》の元帥夫人や06年《椿姫》のヴィオレッタを歌っている。

カナダ生まれ。肉厚のバリトンと恵まれた体躯を活かして、グルックから現代オペラまで数多く起用され、ザルツブルク音楽祭やミラノ・スカラ座など欧米各地で活躍。日本でも《マノン》(マスネ)のレスコー役で賞賛されている。前回のライブビューイングは《カプリッチョ》と《ニクソン・イン・チャイナ》での好演で注目された。

ポーランド生まれ。国外で研鑽を積み、チューリヒ歌劇場で徐々に頭角を現す。2004年にロンドン・コヴェントガーデン劇場で《ばらの騎士》のイタリア人歌手役で注目を集める。METには《リゴレット》のマントヴァ公役でデビュー(06年)。ライブビューイングでは08年に《ランメルモールのルチア》のエドガルド役で出演。

フランス、パリ生まれ。1980年より演出家としての活動を開始し、オペラ界では97年にリヨンで上演した《地獄のオルフェ》で名を馳せ、99年のパリ・オペラ座での《プラテー》で圧倒的な成功を収める。以来、フランス・オペラをレパートリーの中心に、世界的に活躍中。ライブビューイングでは《連隊の娘》で高評価を受けている。
ロシア、シベリアのクラスノヤルスク出身。89年カーディフ・コンクールで優勝。銀髪で整った容貌を武器に翳りある青年役を演じ、暗い情熱漲る声音でオネーギンなどロシアもので成功を収める一方、ヴェルディにも傾注。2011年のMET来日公演では定評のある《ドン・カルロ》のロドリーゴを務めた。

ロシア、モスクワ生まれ。METには2007年に《戦争と平和》(プロコフィエフ)のナターシャ役でデビュー。08年にロンドン・コヴェントガーデン劇場で歌った《ドン・カルロ》の王妃エリザベッタ役が高い評価を得る。11年のMET来日公演でも同じくエリザベッタを好演した。

米国生まれ。リリック・テノールの美声と手堅い歌いぶりで、METを中心に活躍。タミーノ(《魔笛》)やドン・オッターヴィオ(《ドン・ジョヴァンニ》)、《椿姫》のアルフレードなどを得意役としている。METライブビューイングでは、2006年に《魔笛》タミーノを、昨シーズンは《ドン・パスクワーレ》のエルネストを演じた。

ドイツ生まれ。1980年代からドイツ・オーストリア圏の第一人者と目される。METには87年に《ワルキューレ》のフリッカで初登場した。現在では《フィデリオ》のレオノーレなどソプラノの役を手がけている。

英国、グラスゴー生まれ。故郷のアカデミーで俳優になるべく学んだ後、演出家に転身。オペラはバロック期から20世紀後半の作まで幅広く手がけており、東京の新国立劇場での《トリスタンとイゾルデ》(2010)や、前シーズンのMETライブビューイングでの《イル・トロヴァトーレ》が話題を集めている。

英国生まれの演出家兼俳優。1984年から活動を開始し、96年にシアター・カンパニーImprobable Theatreを盟友ジュリアン・クローチと共にロンドンで設立し演劇界に名を広める。現代劇からシェイクスピアまで活動は幅広く、2009年にはMET125周年記念のガラ公演で、クローチと共に演出を担当している。

英国の演出家コンビ。著名なシアター・カンパニー Improbable Theatreを1996年にロンドンで立ち上げ、演劇界で名を広める。今回の《サティアグラハ》は二人が共同演出するオペラとしては初めての作になるとのこと。2010年にはブロードウエイでミュージカル《The Addams Family》を発表している。

米国生まれ、カナダ育ちの演出家。ニューヨークで1978年に劇団を創立。その後、ブロードウェイの担い手の一人と目され、ミュージカル『The Who’s Tommy』でトニー賞を受賞。2007年からカナダのストラトフォード・シェイクスピア・フェスティバルの牽引者として活動。《ファウスト》は彼のオペラ演出第2作に当たる。

米国生まれ。2007年開催のMETナショナル・カウンシル・オーディションのファイナリストに選ばれ、ドキュメンタリー映画『The Audition』でその模様が公開され一躍時の人になる。MET本公演には翌08年に初登場(《エルナーニ》のエルヴィーラ役)し、今後の活躍が期待される新星である。
イタリア、ジェノヴァ生まれ。ピアノを学ぶうちに指揮に興味を持つようになり、グラーツの音楽院で指揮法を学ぶ。2004年にドレスデン国立歌劇場の首席指揮者に就任し10年2月まで務め上げる。METには05年3月に《ドン・カルロ》(ヴェルディ)で初登場、11年9月より首席指揮者の地位にある。
カナダ生まれ。1992年にロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターの招待を受け、《真夏の夜の夢》を演出。99年にはサイトウキネン・フェスティバル松本で《ファウストの劫罰》を演出したほか、マゼール作の新作オペラ《1984》などを演出。MET新演出による《ニーベルングの指環》シリーズの全演出を担当。

米国生まれ。1970年フィラデルフィア管で指揮者デビュー。71年に《トスカ》でMETデビューし、2011年で40周年を迎えた。1973年に首席指揮者、75年に音楽監督、86年に芸術監督に就任。ワーグナーの指揮でも絶大な人気を誇る。

ラトビア生まれ。2009年ザルツブルクでの《モイーズとファラオン》(ロッシーニ)でムーティに抜擢され、脚光を浴びる。その後、ロンドン・コヴェントガーデンでのヴィオレッタ(《椿姫》)やベルリン・ドイツ・オペラでのドンナ・アンナも高く評価される。本作品がMETデビューとなる、気鋭の若手歌手。

米国生まれ。オペラと演劇の両方のジャンルで活躍中の気鋭の演出家であり、METの昨シーズンでは《タウリスのイフィゲニア》や《ボリス・ゴドゥノフ》の演出を担当。演劇では17世紀や18世紀の古典劇の再構築にも力を注いでいるため、同じく18世紀のグルックのオペラにおける表現法も高い世評を勝ち得ている。
※キャストは都合により、急遽変更になる場合がございます。 予めご了承ください。