MET初演/新演出

トーマス・アデス《皆殺しの天使》

The Exterminating Angel - Thomas Adès

上映期間
2018年127日(土)~22日(金)

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閉じ込められた部屋で展開する究極のハイコンセプト・スリラー!不条理映画の名作をオペラ化した傑作が堂々のMET初演!

オペラ帰りのホームパーティで、客間から出られなくなった紳士淑女を待ち受ける地獄!巨匠L・ブニュエルが監督したシュールレアリスム映画の名作を下敷きにした現代オペラの極北が、待望のMET初演!緊張感あふれるスリリングな音楽が、追い詰められた人々の心理をえぐる。ブリテンの再来といわれる現代屈指のオペラ作曲家、T・アデス自身の指揮も期待大。これを見ずして「今」のオペラは語れない!

指揮:
トーマス・アデス
演出:
トム・ケアンズ
出演:
オードリー・ルーナ、アマンダ・エシャラズ、サリー・マシューズ、アリス・クート、クリスティン・ライス、イェスティン・デイヴィーズ、ソフィー・ベヴァン、ジョゼフ・カイザー
上映時間:
2時間42分(休憩1回)
MET上演日:
2017年11月18日
言語:
英語

《皆殺しの天使》のあらすじ

オペラ《ランメルモールのルチア》の帰り、ブルジョワ階級の知人グループがホームパーティに招かれる。だが邸宅の使用人は、執事を残してみな去っていた。ディナーが終わり、明け方になったが、一同はなぜか客間から出られない。時間が経つにつれ人々は憔悴し、水や食料も底を尽き、喧嘩や自殺が勃発する。ソプラノ歌手が、この状況が始まった時、皆が何をしていたか再現してみようと提案し、その時を再現できた瞬間、一同はようやく自由になれる。だが災難はそれだけでは終わらなかった…。

キャスト&スタッフ

  • トーマス・アデス

    Thomas Adés

     

    トーマス・アデス

    Thomas Adés

    指揮

    21世紀を代表する作曲家のひとり。指揮者、ピアニストとしても活躍する。幼い頃から神童ぶりを発揮し「ブリテンの再来」と称される。20歳で処女作を出版。オーケストラ、室内楽、オペラと幅広いジャンルに作品を書く。多様な音楽スタイルを取り入れたオペラはこれまで3作発表され、いずれも傑作との呼び声が高い。LV12-13《テンペスト》など。

  • トム・ケアンズ

    Tom Cairns

     

    トム・ケアンズ

    Tom Cairns

    演出

    イギリスを代表する演出家のひとり。オペラ、演劇、映画の各分野で活躍。作品の本質、メッセージを汲み取る演出は広く支持されている。2014年グラインドボーン音楽祭《椿姫》では、デカダンスでファッショナブルな舞台が話題になった。アデス作品ではロンドンの世界初演版となる《テンペスト》を演出。

  • オードリー・ルーナ

    Audrey Luna

    《レティシア》

     

    オードリー・ルーナ

    Audrey Luna

    《レティシア》

    ソプラノ

    アメリカ期待のコロラトゥーラ・ソプラノのニューフェイス。サンタフェとピッツバーグのオペラハウスで研鑽を積み、METデビュー。バロック・オペラ、モーツアルト、ベルカントオペラ、現代ものなど多くのレパートリーで、欧米の歌劇場に次々とデビューしている。妖精のような軽やかな声と輝かしい高音を持ち、LV12-13《テンペスト》アリエル役などで強烈な印象を残した。将来が楽しみな才能である。

  • アマンダ・エシャラズ

    Amanda Echalaz

    《ルシア》

     

    アマンダ・エシャラズ

    Amanda Echalaz

    《ルシア》

    ソプラノ

    南アフリカ生まれの、スピント系ソプラノの大器。王立ノーザン音楽院に学び、2008年、ロイヤルオペラにデビュー。以後、《トスカ》の主役や《ローエングリン》のエルザなど重めの役柄で国際的に成功を収めている。スケール感に富んだ濃密な声と豊かな声量で、数少ないスピント・ソプラノの一角を担いうる期待株である。2014年《蝶々夫人》にてMETデビューを果たした。

  • サリー・マシューズ

    Sally Matthews

    《シルヴィア》

     

    サリー・マシューズ

    Sally Matthews

    《シルヴィア》

    ソプラノ

    イギリスが生んだチャーミングなリリック・ソプラノ。グイドホール音楽演劇学校に学び、ロイヤルオペラハウスの若手育成プログラムで研修。2001年《ファルスタッフ》でロイヤルオペラにデビュー。女性らしく透明感あふれる声で、バロック・オペラ、モーツアルト、20世紀のオペラを得意とする。

  • アリス・クート

    Alice Coote

    《レオノーラ》

     

    アリス・クート

    Alice Coote

    《レオノーラ》

    メゾソプラノ

    現代を代表するリリック・メッゾソプラノのひとり。とくにズボン役で活躍。イギリス生まれ、王立ノーザン音楽院で、名歌手ファスベンダーやベイカーの薫陶を受ける。2000年、エディンバラ音楽祭における《アルチーナ》のルッジェーロ役でブレイク。伸びやかで深みのある美声とキャラクターになりきる演技で人気歌手の座を占めている。

  • イエスティン・ディヴィーズ

    Iestyn Davies

    《フランシスコ》

     

    イエスティン・ディヴィーズ

    Iestyn Davies

    《フランシスコ》

    カウンターテノール

    イギリス生まれのカウンターテノールの国際的スター。子供の頃から少年聖歌隊に所属し、10代でカウンターテノールとして歌い始める。2004年、「ヘンデル・コンクール」で入賞。敏捷で柔軟な声、突き抜ける高音、卓越した技術で、バロック・オペラや宗教作品を中心に、意欲的な活動を行っている。LV11-12《ロデリンダ》出演。

  • ジョゼフ・カイザー

    Joseph Kaiser

    《エドムンド》

     

    ジョゼフ・カイザー

    Joseph Kaiser

    《エドムンド》

    テノール

    カナダ生まれの新世代のスター・テノール。2005年、バリトン歌手として「オペラリア」コンクールに入賞、その後テノールに転向し、2007年、《ロメオとジュリエット》のロメオ役でMETデビューし、脚光を浴びる。LV11-12《ロデリンダ》など。甘く柔らくよく響く声で、古典派から現代ものまで幅広いレパートリーを歌い、絶賛を集めている。

フォト&ムービー

タイムテーブル

時刻の目安 項目 時間
開映前映像 CM&客席映像 約2分
1幕・2幕 本編 ◆オープニング・解説(S・グラハム) 約70分
第1幕・第2幕
特典映像 ◆インタビュー(A・クート&J・トムリンソン) 約11分
◆インタビュー(オンド・マルトノ奏者 C・ミラー)
休憩 休憩 舞台転換映像 ・ 客席映像(INTERMISSION) 約10分
3幕 特典映像 ◆インタビュー(S・マシューズ&I・デイヴィーズ) 約12分
◆2017-18シーズン予告
◆インタビュー(T・アデス)
本編 第3幕 約59分
カーテンコール&クレジット
開映後 上映時間合計:2時間42分
  • ※上映中は、携帯電話の電源をお切りください。
  • ※上映中のご飲食につきましては、周りのお客様にご配慮くださいませ。
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