5歳の時、狂言「いろは」のシテ(主役)にて初舞台を踏んで以来、現在までに流儀のほとんどの演目を勤める。戦後、弟の千之丞と共に、他の演劇活動にも積極的に参加。歌舞伎、新劇、ドラマなどのジャンルでも広く活躍する。その一方で中学・高校など学校巡演にも力を入れ、若い世代や海外での狂言普及に尽くしている。94年に4世千作を襲名。85年に紫綬褒賞、98年NHK放送文化賞、00年に文化功労顕彰など、数多くの賞を受賞。89年には重要無形文化財各個指定(人間国宝)に認定される。
4世千作の二男。4歳の時 狂言「業平餅」の子方にて初舞台を踏む。1976年に兄 正義(現 千五郎)、従兄弟 あきらと共に花形狂言会を発足。古典は勿論のこと秘曲の復曲、新作狂言の上演等を積極的におこなう。一方、パリでワークショップを行なうなど、狂言を海外に紹介する活動にも積極的である。現在は千五郎・あきらと共に、桂米朝一門を巻込み「お米とお豆腐」を立ち上げ、新たな試みに挑戦中。狂言師として活躍する一方で、銀行に18年勤めるサラリーマンだった一面も持つ。
4世千作の孫。79年、小舞「柳の下」にて初舞台。94年から従兄弟の茂山宗彦・逸平らと共に「花形狂言少年隊」を結成。若い世代が狂言に触れるきっかけとなる、大きな功績を残した。また、00年6月より05年まで同世代の千三郎、正邦、宗彦、逸平、童司と共に「心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=通称TOPPA!」を主催。観客と共に狂言の土台作りをする活動に力を入れる。本作では狂言指導も務める。
4世千作の孫。83年、「業平餅」の童にて初舞台を踏む。94年に、宗彦、茂と「花形狂言少年隊」を結成し活躍する。また00年より千三郎、正邦、宗彦、茂、童司と「TOPPA!」を主催。活躍の場は狂言のみならず、NHK朝の連続テレビ小説「京ふたり」「オードリー」他、ドラマ・舞台・CMなどの分野にも積極的に出演している。現在はフランスに留学中。
4世千作の弟、千之丞の孫。86年、「魔法使いの弟子」(NOHO(能法)劇団)にて初舞台。95年に、茂、宗彦、逸平が結成した「花形狂言少年隊」に最年少で参加。また00年より開始する「TOPPA!」においても活躍する。06年には、正邦、宗彦、茂、逸平と共に、企画製作から出演まで自分たちで行う「HANAGATA」を再開する。英語を堪能に操るバイリンガル狂言師でもある。
1983年東京生まれ。小学生の頃、父親の仕事の関係でアメリカ・サンフランシスコに滞在。中学生の頃から、小説の執筆を始める。03年、「蛇にピアス」で第27回すばる文学賞、第130回芥川賞を受賞し、文壇のみならず、社会現象になるほどの衝撃的なデビューを飾る。その他の著書に、「アッシュベイビー」、「AMEBIC」「オートフィクション」など多数。映画における声の出演は、本作が初めて。