トップ > 喜多村 緑郎

俳優名鑑

喜多村 緑郎(きたむら ろくろう)

舞台写真
『遊女夕霧』より
屋号:緑屋(みどりや)
昭和63年3月国立劇場第9期歌舞伎俳優研修修了。同年4月歌舞伎座にて、 神田和幸の名で初舞台を踏む。7月市川段四郎に入門し、10月から市川段治郎を名乗る。
平成6年3月、三代目市川猿之助(現猿翁)の部屋子となる。 平成16年3月猿之助(現猿翁)の代役としてスーパー歌舞伎『新・三国志Ⅲ』の謳凌、関羽を勤め大きな話題となり、平成20年にはスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』に主演する等、花形俳優として活躍。 平成23年12月二代目市川月乃助と改名。歌舞伎公演への出演に加え、平成26年8月三越劇場『螢』船木螢吉、『江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし』伊之助、平成27年1月『大つごもり』山村石之助、4月ではスーパー喜劇『かぐや姫』で京之介を勤める。
平成28年1月三越劇場「初春新派公演」で劇団新派へ入団。『糸桜 ―黙阿弥家の人々―』に河竹繁俊役で出演、3月国立劇場新派公演では『遊女夕霧』で番頭与之助、『寺田屋お登勢』では陸奥源二郎に出演。6月三越劇場公演『深川の鈴』結城信吉役、『国定忠治』国定忠治役を勤めるなど多方面で活躍。 同年9月「九月新派特別公演」にて、市川月乃助改め二代目喜多村緑郎を襲名。
新橋演舞場、大阪松竹座の公演を皮切りにその名を55年ぶりに復活させた。



平成17年松尾芸能賞 新人賞、平成21年名古屋演劇ペンクラブ賞受賞。

このページの先頭へ

Copyright(C)SHOCHIKU Co.,Ltd. All Rights Reserved.