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『月光露針路日本 風雲児たち』完成披露舞台挨拶レポート

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2020.10.02


 

★舞台挨拶映像はこちら

 

  

 

 

10月2日(金)より全国公開となる

新作シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』

公開に先駆け、9月24日(木)丸の内ピカデリーにて開催された完成披露上映会の舞台挨拶に

本作の作・演出、そしてシネマ歌舞伎の監修を担当した三谷幸喜、

大黒屋光太夫を演じた松本幸四郎、新蔵を演じた片岡愛之助が登壇し

本作のみどころや公演時の思い出などをたっぷりと語りました。

 

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三谷幸喜(以下三谷):

本日はようこそいらっしゃいました。見ていただけると分かるのですがこの一年でいろんなことが変わり、

とても今年だったらこういうものは作れなかったな、というような作品になっております。

特に最後 客席が映るんですけども、満席のお客様がいて、そこに大きな仕掛けがあり今年だったら絶対にできない、そんな感慨深

いシーンです。

また早くああいった形の舞台ができればいいなと思っております。

 

 

 

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松本幸四郎(以下幸四郎):

本日はお集りいただき誠にありがとうございます。

この作品、歌舞伎座で三谷さんの新作歌舞伎ができるということで本当に興奮してとりかかったことを思い出します。

シネマ歌舞伎になるということは、あの舞台を映像で撮ってそれをここに映されるというだけではないんです。

シネマ歌舞伎と言う作歌舞伎作品に生まれ変わっております。

すごく熱い熱い思いが皆さんに伝わるんではないかなと思っております。

ぜひともこのシネマ歌舞伎「風雲児たち」をご覧になって興奮していただきたいと思います。

 


 

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片岡愛之助(以下愛之助):

皆様本日はお集まりくださいましてありがとうございます。

私は新蔵役を勤めさせていただきました。稽古場が思い出としては非常に遠かった。稽古場が遠いって毎日ボヤい

てましたね(笑)

でもその中で、やはり作品って作るとき難産の方が出来上がった時におもしろいっていうのがこういうことなんだなって。

稽古中も日々変わっていくのが面白いなと思っていました。(シネマ歌舞伎では)どの場面が使われているのか僕もまだ知らないので楽しみにいたしております。

 
 

 

●歌舞伎にしようというきっかけは?

 

三谷:僕はみなもと太郎さんの原作がほんとに大好きで、最初に読んだのが大学生のころなんですよね。だからもう30年以上連載が続いている本当に長い漫画で、とにかく僕今回何が嬉しいかって、見ていただけば分かるんですけどオープニング、これはシネマ歌舞伎でしか味わえない楽しみなんですけど、みなもと太郎さんのアニメから始まるんです。

それがファンとしては嬉しくて!

最後のあるシーンを漫画で読んだときに、「これは歌舞伎で見たい!」って思ったんです。

光太夫の日記があるんですけどもそのセリフが本当に、なんだか太夫さんの語りみたいに聞こえてきて、これは歌舞伎でやりたいなというのを真っ先に幸四郎さんにお話して漫画を読んでいただいてそこから始まった企画です。

 

 

●歌舞伎にすると聞いた印象は?

 

幸四郎:最初お話をいただいたときに思ったのは、ということは舞台は日本ではないんだ、っていうことですね。ロシアにつくということはそこで出会う人たちというのはロシア人だっていうこと。それを歌舞伎にするということで、どうなるかわからないといいますか、見えないところが一番惹かれた部分でもありました。

ただ、我々は漂流してはいけないと。目指すゴールに向かってまっすぐ直進で進んで行こうという思いに駆られましたね。

 

愛之助:僕は少し前に「風雲児たち~蘭学革命篇~」というテレビドラマで前野良沢を勤めさせていただいて、今回またこの作品が歌舞伎になるという話をきいてすごく嬉しかったので、漫画に近い方がいいんだろうか、とかいうことを原作読みながらいろいろ考えて、わくわくしておりました。

 

 

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●話題のドラマでも活躍中の歌舞伎俳優の魅力とは?

 

三谷:歌舞伎の方々はお芝居がしっかりされてるというか、まず型ができてるから何がすごいかっていうとアドリブがすごいんですよ。僕普通の僕の芝居だと俳優さんが舞台上で突然何かアドリブをあまり好きじゃないし、あまり認めていない。

なんでかというと、アドリブって台本にない台詞ですからいっちゃたらそこで空気が変わっちゃってなかなかもどらないんです。

でも歌舞伎の方々ってどんなに外れてもうまく戻すんです。それがとにかくまず素晴らしいっていう。だから僕は歌舞伎に関してはアドリブ解禁!

 

 

●三谷作品の魅力とは?

 

幸四郎:三谷さんの作品は、絶対にすごいものになるという確信があるんですよね。(自分たちは)皆さんにすごいものとしてお見せするのに徹しようといつも思っています。

いつの間にかお芝居の世界に引き込まれている感じがして、楽しいですね。

 

愛之助あて書きされる三谷さんなので、今回はどんな感じになるのかなと思っていましたが、稽古場でも皆とコミュニケーションをとって、目立たない役も膨らんで台詞が増えたり、日々進化していく様子が印象的でした。

知らない間に「三谷かぶき」になっている、そんな印象でした。

 

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新たなシネマ歌舞伎として誕生した『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』。

ぜひ映画館の大スクリーンでご堪能ください!

 

 

 

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