夜長姫と耳男が、豪華な衣裳を着て 歌舞伎座の舞台に立ち、 今度はスクリーンの中に入って 世界中の桜の森を旅することになりました。 感無量です。ありがとう。 毬谷友子/女優 夜長姫と耳男が、豪華な衣裳を着て 歌舞伎座の舞台に立ち、 今度はスクリーンの中に入って 世界中の桜の森を旅することになりました。 感無量です。ありがとう。 毬谷友子/女優
作者の魂も役者さんの叫びも 咲き乱れ散る桜と共に スクリーンのこちらにドクドクと溢れてきて、 記憶に絡みついて離れません。 宮沢りえ/女優 作者の魂も役者さんの叫びも 咲き乱れ散る桜と共に スクリーンのこちらにドクドクと溢れてきて、 記憶に絡みついて離れません。 宮沢りえ/女優
仏師の執念 俗物の無念 オニオニの夢 国造りの懸念 微笑む夜長姫 切なく入乱れて 幕が開くとそこは満開の桜の森 萩尾望都/漫画家 仏師の執念 俗物の無念 オニオニの夢 国造りの懸念 微笑む夜長姫 切なく入乱れて 幕が開くとそこは満開の桜の森 萩尾望都/漫画家
残酷と平和が、愛と憎しみが、花びらの表と裏みたいに翻る。 野田さんの歌舞伎は、一度観てしまったら、衣装も美術も芝居もお囃子も、最初からこうだったとしか思えません。 歌舞伎座の二階から拝見している間、昔のがどんなだったけな、と全然思い出せなくって不思議でした。 いま『贋作桜の森〜』を思い浮かべるならば、高校生の時に初めて観た、90年代の上演のVHSにも、先日拝見した野田地図の上演にも、歌舞伎役者の白い肌に浮かぶ妖しい喜びが、乗り移っているような気がするのです。どっちが原作だかわからなくなるくらい。
この作品のもっとも愉快なところは、人殺しと芸術家と観客の、三者の境界をガラガラと崩してしまうところにあると思います。 そんな危なすぎる作品が、何十年も経って、なぜだか世の中に受け入れられたことが、そして同じく何百年も愉快で危ない作品を演じ続けている歌舞伎と交わるパーフェクトなタイミングだったのでしょうか。 だれの心にも夜長姫のようなミューズが眠っていて、 覚醒を待っています。 ちゃんと起こして、スカッと、気持ち良く殺されてください。 コムアイ/水曜日のカンパネラ 残酷と平和が、愛と憎しみが、花びらの表と裏みたいに翻る。 野田さんの歌舞伎は、一度観てしまったら、衣装も美術も芝居もお囃子も、最初からこうだったとしか思えません。 歌舞伎座の二階から拝見している間、昔のがどんなだったけな、と全然思い出せなくって不思議でした。 いま『贋作桜の森〜』を思い浮かべるならば、高校生の時に初めて観た、90年代の上演のVHSにも、先日拝見した野田地図の上演にも、歌舞伎役者の白い肌に浮かぶ妖しい喜びが、乗り移っているような気がするのです。どっちが原作だかわからなくなるくらい。 この作品のもっとも愉快なところは、人殺しと芸術家と観客の、三者の境界をガラガラと崩してしまうところにあると思います。 そんな危なすぎる作品が、何十年も経って、なぜだか世の中に受け入れられたことが、そして同じく何百年も愉快で危ない作品を演じ続けている歌舞伎と交わるパーフェクトなタイミングだったのでしょうか。 だれの心にも夜長姫のようなミューズが眠っていて、 覚醒を待っています。 ちゃんと起こして、スカッと、気持ち良く殺されてください。 コムアイ/水曜日のカンパネラ
言葉が跳ね、死者たちは生きている! 桜を見れば鬼を思う、 落ちてくる空に圧倒される至福の体験。 今日マチ子/漫画家 言葉が跳ね、死者たちは生きている! 桜を見れば鬼を思う、 落ちてくる空に圧倒される至福の体験。 今日マチ子/漫画家
伝統ある歌舞伎が見た事のない新しいものとなり、 美しく尊いエネルギーを発している。 野田さんにしか出来ない、 言葉の渦とユニークな世界観に是非呑み込まれて頂きたい。 清川あさみ/アーティスト 伝統ある歌舞伎が見た事のない新しいものとなり、 美しく尊いエネルギーを発している。 野田さんにしか出来ない、 言葉の渦とユニークな世界観に是非呑み込まれて頂きたい。 清川あさみ/アーティスト
夢と現実、男と女、 狂気と秩序の境界を自由自在に行き来する、 歌舞伎というエンターテインメントの真骨頂 神田松之丞/講談師 夢と現実、男と女、 狂気と秩序の境界を自由自在に行き来する、 歌舞伎というエンターテインメントの真骨頂 神田松之丞/講談師
野田さんの作品と歌舞伎が掛け合わさった大迫力で 歌舞伎座が大きく揺れました。 ラストの桜吹雪は圧巻です! 早霧せいな/女優 (順不同・敬称略) 野田さんの作品と歌舞伎が掛け合わさった大迫力で 歌舞伎座が大きく揺れました。 ラストの桜吹雪は圧巻です! 早霧せいな/女優 (順不同・敬称略)