career story

松竹の魅力的な資産を

最大限に活用

不動産本部
不動産運営部
営業室 兼 価値創造推進室
2019年入社
文学部心理社会学科卒

小松 茉奈実

job
rotation

松竹では、社員一人ひとりの適性やキャリアの可能性を最大限に引き出すため、ジョブローテーション制度を導入しています。若いうちに多様な業務経験を積むことで、自身の適性を見極め、より充実したキャリアを築くサポートをしています。

1年目
作品や商品への愛が
込められていなければ、
言葉は何も伝わらない

私は大学時代に心理社会学を学び、メディアやエンタメ業界で「感動を伝える仕事」をしたいと考えていました。きっかけは、パラ陸上の選手活動です。障がいがある選手が躍動する姿に、多くの観客が心からの声援を送る姿に心を打たれました。松竹には感動を伝える多くの作品があり、お客様が喜ぶ顔を間近に見ることができる。そこに関わりたいと思ったことがいちばんの志望理由でした。
1年目は事業推進部事業推進室で歌舞伎座地下と東京駅にある「松竹歌舞伎屋本舗」の管理・運営に携わりました。具体的には2店舗の売上げ管理や人材採用、商品仕入れなどです。商品は歌舞伎グッズを中心に和風の小物などを幅広く取りそろえており、自社商品だけでなく店舗で扱うにふさわしい他社商品も仕入れるために展示会などにも足を運びました。また、より多くのお客様に歌舞伎グッズや自店の魅力を知ってもらえるよう、百貨店や書店、ホテルなどに外販営業も行いました。商品カタログを作成し、先方へ営業。決定いただければ、商品選定や催事期間の調整を行い店頭やイベント会場に商品を並べます。こうしたお客様企業との交渉や、調整を通して学んだのは、機械的な会話では何も伝わらないということです。歌舞伎グッズを購入してくださる方は、歌舞伎や日本の伝統に興味を持ってくださっています。そこに響かせるには、私自身の言葉に歌舞伎への愛や思いが込められていなくてはなりません。「感動を伝える仕事」の最前線では、作品や商品への愛が何よりも大切だと強く認識しました。

3年目
商品企画室で
隈取商品の開発を推進

3年目に異動した商品企画室では「松竹歌舞伎屋本舗」の運営に加えて、歌舞伎グッズの企画制作を担当しました。それまでの歌舞伎グッズは伝統的な衣装柄をモチーフにしたものが多かったのですが、私たちのチームでは隈取に注目しました。実際、売上げデータを分析するとトップ10に隈取関連グッズが多く入っており、“隈取”がもっとも歌舞伎らしさを直接的に伝えられると考えたのです。社内では「本当に売れるの?」と疑問視する声もあり、企画した隈取Tシャツの初回発注は100枚という慎重なスタートでしたが、わずか1週間で完売となりました。その後隈取関連グッズは文具や生活雑貨などにも展開され、歌舞伎ファンだけでなく若者や訪日外国人にも喜ばれる人気商品となりました。部署が変わった今でも、店舗に行くとその時のグッズが定番商品になっていると言われ、とても嬉しく感じます。私にとっても、こうした商品づくりを通して企画やマーケティングの観点を学ぶことができ、その後のキャリアで大いに役立っています。

4年目
東銀座ならではの
まちづくりイベントにも挑戦

現在は不動産運営部営業室でアセット管理を行う傍ら、価値創造推進室で東銀座のまちづくり推進を兼務しています。不動産運営部では、私は松竹の所有するオフィスビルや商業施設のテナント管理やリーシングを担当。これまで経験のない仕事なため当初は不安でいっぱいでしたが、松竹のビルを気に入っていただき、新規で入居いただいたときや再契約に至ったときなど嬉しいことが多い部署だと感じています。入居いただいている企業も様々で、業種によって設備やセキュリティ、環境などビルに求めるものが違うことも新鮮な驚きでした。松竹内でこんなに多くの業種の方から要望を伺える部署もないと思いますので、そこにも面白さを感じています。
一方、価値創造推進室では街の賑わい創出イベントなどを企画・推進しています。印象深いのは新橋演舞場で行なわれた「東をどり」とのコラボレーションです。訪れた方々が鑑賞の前後にゆっくり休憩できる場を作りたいという思いから始まったものですが、道路上に椅子やテーブルを設置し、そこで仕出し屋からの料理やお酒も楽しめる場にするために道路を封鎖する必要がありました。そこで行政との調整を行い、初の試みである企画を実施して、成功できたことは大きな自信になりましたし、今後の組織としての知見を蓄えるという意味でも大変貴重な経験になりました。またイベント開催中には観客の方々だけでなく、東銀座近辺で働く方々にも多く集まっていただき、街に根ざした松竹らしい催しになったと思います。

message

「感動」だけじゃない。松竹には、挑戦できる「資産」がある。

入社前、私は松竹の「感動」とは舞台や映像作品を通して届けるものだと思い描いていました。しかし、3か月間の新入社員研修で各部門の社員が詳しく事業や業務内容を紹介してくれて、松竹の魅力はそれだけではないことを知りました。また、これまでのキャリアで大きく2本部を経験し、そこで取り扱った歌舞伎グッズや不動産、東銀座という街も松竹の持つ魅力的な資産だと実感することができました。また、どちらも受動的な仕事ではなく、若手に「挑戦」させてくれる環境がありました。若手でも提案できる場所と機会があり、その企画を後押ししてくれる上司やチームがあるからこそ、失敗を恐れずチャレンジすることができます。今後も失敗を恐れることなく、新しいことにチャレンジし続けることで経験を積み重ね、松竹の魅力的な「資産」や「コンテンツ」の数々を、最大限に活かせる人材になりたいと思っています。

※掲載内容は2025年11月時点のものです。