説明会で出会ったあの言葉を、
私が仕事でカタチにしていく。

説明会で出会った
あの言葉を、
私が仕事で
カタチにしていく。

  • 映像本部 アニメ事業部 アニメ宣伝室
  • 宮嶋 歩Ayumi Miyajima
  • 2016年入社 美術研究科卒
どんな学生生活だったか
フランス語の勉強をとおして、自分の想いや感情を外国語で表現できる喜びに目覚め、パリに1年留学し、様々なアートに触れました。その後、自分で作品をつくりたい欲求が抑えられず、美大の大学院へ進み、演劇の脚本と演出に初めて挑戦。俳優さんと共同作業で物語をつくり上げるプロセスに熱中していました。
松竹を選んだのはなぜか
私自身が一人っ子だったこともあり、幼い頃から家で映画を観る時間が大好きで、つらい時の心の支えにもなっていました。そんな、人の心を豊かにできる映画をつくる仕事をしたいと思い、映画業界を中心に就職活動をしていました。その中で、松竹の採用説明会で出会った「衣食住は体に不可欠、エンターテインメントは心に不可欠」という言葉に共感するとともに、幅広いコンテンツ、サービス、劇場を持った松竹だからこそ提供できる感動があると感じ、入社を決めました。
これまでのキャリア
  • 2016年
    経営企画部 広報室

    社内コミュニケーション促進を狙ったポータルサイトのリニューアル、社内報編集などを担当する。

  • 2017年
    経営企画部 経営企画室

    予算や行動計画の策定サポート、社内カンファレンスの企画運営、アクセラレータープログラム導入と運営などに携わる。

  • 2020年
    アニメ事業部 業務室

    アニメ作品の収支計画書や契約書のチェックと作成補佐、前売券や発注書の管理、決算時期には請求書・発注書・伝票を確認する等、企画・製作や宣伝に伴う管理業務を担当する。

  • 2021年~現在
    映像本部 アニメ事業部 アニメ宣伝室

現在の業務内容
アニメ事業部アニメ宣伝室にて、宣伝プロデューサーと共に、作品をより多くのお客様に届けるための仕事をしています。作品の公式ホームページやSNSの更新、プレスリリースの作成、予告編・ポスター・チラシの制作など、幅広い業務内容です。なかでも特に好きなお仕事は、舞台挨拶の運営です。公開を待ち望んでいたお客様の笑顔を見られる時間が大好きです。
大切にしているこだわり
経営企画部所属時は、強い意志を持って推進することと、頭を柔らかくして相手の意見を取り入れることのバランスを、特に大切にしていました。例えば「アクセラレータープログラム」は、長い松竹の歴史上でも初の試みであったため、強い意志でプロジェクトを進める必要がありました。その際、私一人で没頭するのではなく、実際に協業プランをつくる社員や、役員を始めとした決裁者の意見を柔軟に取り入れることで、円滑に進行できるよう心がけました。
アニメ宣伝室に異動後も、この心がけを忘れないようにしています。宣伝プロデューサーに最初から答えを求めるのではなく、まず自分が良いと思ったことを提案する。そしてその次に、周りの方々の意見に耳を傾けることを意識しています。
入社後、
印象に残っている仕事

ニコニコ超会議のブースプロジェクトです。来場されたお客様に楽しんでいただき、松竹の魅力を感じていただける体験を、若手社員だけのチームで企画・実現するというプロジェクトで、「0から1」をつくり、「1から10」にしてお客様に届ける楽しさ、難しさを味わった仕事でした。

松竹ってどんな会社か
お客様の喜ぶ顔を想像する会社
お客様の喜ぶ顔を想像する会社
松竹のDNAを一言で
守破離
松竹人ってどんなカラーか
共通点が思いつかないほどダイバーシティです。
得意領域も考え方も異なる社員が集まっていますが、最近では部門横断的なプロジェクトも増えたことで、その違いがポジティブな化学反応を生んでいると思います。
松竹で学んだこと・
受け継いだこと
「まず自分が楽しめ」
私自身、マジメになりすぎる一面があるので、元上司からいただいたこの言葉を、時々思い出すようにしています。自分が楽しんで仕事をすれば、その楽しさが他の社員へ、お客様へ波及していくと信じています。
松竹で成し遂げたいこと
観た人の“心の栄養剤”になるような作品をつくり、多くの人に届けること。そのためにも、今は目の前の仕事を一つ一つ丁寧に、そして楽しむことも忘れずに、取り組もうと思っています。
自分の仕事が
文化になるという感覚
経営企画部所属時に担当したアクセラレータープログラムや社内カンファレンスは、“社内の文化”を変革する仕事だと感じました。社内の体制や社員のマインドがより良い方向に変わっていけば、お客様に届く作品やサービスもより良くなるのではと信じています。
アニメ宣伝室に異動してからは、舞台挨拶でお客様の笑顔を見たり、SNSで感想を読んだりする度に、その感覚を覚えます。作品がお客様の“心の栄養剤”になっているのを感じる時、この仕事に携わっていて本当によかったと感じます。
いつか
こんな文化を生み出したい
エンタメと教育の垣根をなくせるようなプロジェクトをやってみたい。ガリ勉だった私にとって、「勉強=知識欲も考察欲も満たしてくれる極上エンターテインメント」でした。しかし、多くの人にとっては、「勉強=嫌だけどやらなきゃいけないもの」だと思います。なので、教育の現場にもっとエンターテインメント要素を取り入れて、多くの人が思わず勉強を好きになってしまうような授業やゼミをやってみたいです。
オフの過ごし方
休日はアニメの他にも、演劇・映画・落語・展覧会・小説など、様々なジャンルのエンタメコンテンツを楽しんでいます。松竹に入社以降、他の社員の影響を受け、元々好きだった映画だけでなく、様々なエンタメコンテンツに出会うことができました。例えば、入社まで縁のなかった歌舞伎が、今では毎月鑑賞するほど好きになり、“自分の好奇心の範囲って実はまだ狭いのかも・・・!”と気づくきっかけになりました。それからは、少しでも興味を持ったら、休日に出かけ、触れてみるようにしています。
学生のみなさんへの
メッセージ
一人では実現できないことも、チームでなら実現できる。それが会社の醍醐味だと思っています。そして、松竹のような異なる価値観を持った人たちが集まるチームこそが、おもしろい化学反応を起こせると思うので、エンタメファンでもそうでなくても、同じチームの仲間が増えることを心待ちにしています。