the five divisions
“Cheer for all”を
実現する5つの本部
松竹のDNAとして、「全てのお客様に向けての作品をつくるが、どちらかといえば、弱い立場の方々にとっての応援歌となるものをつくる」という想いが脈々と受け継がれています。グループミッションに「あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツを」という想いを掲げ、世界中の方々の心を支えるコンテンツをつくり、届けることが当社の使命です。そんな松竹のビジネスを推進する5つの本部を詳しくご紹介します。

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01
演劇本部
歌舞伎をはじめとする舞台芸術を通じて、日本文化を次世代に伝えています。伝統に根ざしながらも、時代に合わせた新しい作品に挑戦し続けています。
唯一の歌舞伎の興行主としての誇りを胸に、
演劇ビジネスの可能性を追求する
歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、京都南座の4つの直営劇場を保有し、歌舞伎・ストレートプレイ・レビュー・ミュージカルなど、幅広い演劇作品の企画、製作、興行を手掛けています。さらに、歌舞伎オンデマンドやシネマ歌舞伎、METライブビューイングや松竹ブロードウェイシネマなど、演劇のアセットを活用したライツビジネスや新規事業にも積極的に挑戦しています。
事業内容

演劇作品は、企画がスタートしてから多くのスタッフや出演者と連携してチームで作品をつくり上げていきます。作品の魅力を宣伝で広く発信し、インバウンドや団体のお客様など多方面にもアプローチすることで、お客様が劇場にお越しになり興行が成立します。さらに、配信やグッズなどのライツビジネスによって、作品の楽しみ方を広げることができます。

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02
映像本部
映像制作を通して、喜びや感動といった感情を届けることを使命としています。日本国内にとどまらず、世界中のお客様に長く愛される作品をつくり続けています。
ものづくりの情熱で心をつなぐ、
映画製作へのこだわり
映像ビジネスの“川上から川下まで”を一貫して手掛け、映画・アニメ・テレビドラマなど、幅広い映像作品を企画製作しています。配給映画のジャンルも幅広く、常に自社プロデューサーの企画作品もラインナップしています。さらに、日本映画の歴史を築いてきた色褪せない名作を、時代を超えて届けるようなプロジェクトや、映画館のデジタル設備を活用した新たな挑戦にも注力しています。
事業内容

映像作品は、お客様に届く何年も前から企画が動き出していることが少なくありません。企画書が通ったら、キャスティングやスタッフィング、マーケティングや脚本開発を進めながら製作委員会を組成します。撮影・編集を経て作品が完成したら、宣伝・営業といった配給部門が作品とお客様をつなぐ架け橋となります。映画館での興行はもちろんのこと、グッズ販売や配信、Blu-ray・DVD販売など、様々な形でお客様に作品を楽しんでいただくことができます。

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03
不動産本部
不動産価値向上のため、単なる不動産運営にとどまらず、街づくりにも注力しています。地域とともに成長し、エンターテインメントの視点で豊かな都市空間を創出しています。
街づくりで、文化をつくる
全国各地に保有する不動産資産の管理運営と賃貸事業を通じて、安定した収益基盤を確立している部門です。近年、東銀座を拠点としたエリアマネジメントにも積極的に取り組んでいます。エンターテインメント企業ならではの視点で、街に活気と賑わいを生み出すことを目指しており、東銀座を日本のブロードウェイにするという「東銀座芝居街構想」を掲げています。
事業内容

全国各地に保有する不動産の最有効活用を目指し、戦略的に不動産事業の持続的な成長を維持しています。ビルや劇場の管理からテナント誘致までを一貫して行い、安心で快適な環境を提供しています。エリアマネジメントでは、行政や地域の店舗とも連携しながら、各種イベントやSNS発信を行っています。

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04
事業開発本部
未来の松竹を形づくるべく、新たな事業やコラボレーションに挑んでいます。変化を恐れず、常に新しいビジネスの可能性を追求しています。
共創で築く新たな挑戦、
130年の歴史を革新する
松竹グループ内の連携にとどまらず、スタートアップ企業や異業種との共同事業開発を通じて、新たな事業領域の拡大に挑んでいます。“挑戦”を尊重する風土の中で、部門や企業の垣根を超え、アイデアをぶつけ合いながら、130年の歴史を持つ松竹を革新し、新たなマーケットへと導いていきます。
事業内容

新しいコンテンツの企画や商品開発、技術開発を通じて、国内外での事業展開を推進しています。エンタメ×松竹の新たな可能性を模索し、持続的な成長と新たな市場の開拓を目指します。
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05
管理本部
企業戦略を支える重要な役割を担い、グループ全体の方向性を導いています。経営の安定と成長を両立させ、次の時代に向けた基盤を築いています。
松竹の中枢で、未来への舵を取る
演劇本部、映像本部、不動産本部、事業開発本部を支え、「文化をつくる企業」「総合エンターテインメント企業」としての基盤を築いています。経営幹部とともに経営戦略の策定を主導し、松竹グループ全体を統括する役割を担います。まさに、松竹の事業推進の中心で、未来への舵を取る重要なポジションです。
