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お知らせ

2022年9月6日

ネットを通じて当館への支援募集を開始いたしました

公益財団法人 松竹大谷図書館は、歌舞伎記録映画『鏡獅子』の当館所蔵フィルムを4Kデジタル修復するための資金調達を目的とした「【第11弾】蘇る六代目の舞台、小津安二郎『鏡獅子』を次世代へ。」プロジェクトを、9月6日より、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて開始いたしました。

今回11回目のプロジェクトでは、2023年の小津安二郎生誕120年に向けて、小津監督の唯一の記録映画であり、また初めてのトーキー映画でもあるこの『鏡獅子』フィルムを4Kデジタル修復し、劣化した映像と音声を蘇らせることに挑戦いたします。

当館が管理している歌舞伎記録映画『鏡獅子』は昭和10(1935)年、六代目菊五郎が51歳の時に撮影され、昭和25(1950)年に再編集された約24分の映像です。映画『鏡獅子』のオリジナル原版の所在は確認されていませんので、当館が所蔵するフィルムは大変貴重な映像です。しかし今回デジタル化を進めようとしているフィルムはビネガーシンドロームによる劣化が進み、このままでは記録された映像が失われてしまう恐れがあり、一刻も早いデジタル化が望まれる状態です。

この貴重な映像を4Kデジタル修復により蘇らせ、次世代まで届けることを目指しています。広くご支援を賜りたく、当プロジェクトへのご協力をお願い申し上げます。

【概要】

プロジェクト名:「【第11弾】蘇る六代目の舞台、小津安二郎『鏡獅子』を次世代へ。」
https://readyfor.jp/projects/ootanitoshokan11
■募集期間:令和4年9月6日(火)11時~10月26日(水)23時 (50日間)
■目標金額:400万円
 ・『鏡獅子』4Kデジタル修復費:350万円
 ・利用手数料:50万円
■募集金額設定:一口 3,000円/5,000円/10,000円/30,000円/50,000円

支援金額に応じて、『鏡獅子』完成台本表紙デザインの当プロジェクト限定文庫本カバーや、所蔵する台本(歌舞伎・映画)のうち、プロジェクト限定リストの中からお好きな作品を選んでいただき、その台本カバー(台本を保護するための手作りカバー)にお名前を載せる権利など、趣向を凝らしたリターンを設定しています。

詳しくは下記「READYFOR」のプロジェクトページをご覧下さい。

  • 「【第11弾】蘇る六代目の舞台、小津安二郎『鏡獅子』を次世代へ。」プロジェクトページはこちら

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