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公演情報

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チケットWeb松竹

初春新派公演
『太夫(こったい)さん』

三越劇場
2009年1月2日(金)~25日(日)
※公演は終了いたしました
〈開演〉
午前の部:11時30分
午後の部:15時30分開演(2日・3日は13時)
※2・3日は、午前の部の公演はございません。
※5・7・9・12・14・16・19・22・25日は、午後の部の公演はございません。
※17日午後の部は売切です。
〈料金・税込〉
全席指定:8,500円
〈チケット〉
11月29日(土)10:00より発売
※三越劇場では12月1日(月)より
関連情報
出演
『太夫(こったい)さん』 三幕

北條 秀司:作
齋藤 雅文:演出

女将おえい:水谷 八重子
深雪太夫:波乃 久里子
善助:安井 昌二
仲居頭お初:英 太郎
九重太夫:石原 舞子
小車太夫:瀬戸 摩純
喜美太夫:鴫原 桂
安吉:鈴木 章生

伊藤 みどり/柳田 豊/小泉 まち子/立松 昭二/田口 守/勝見 史郎/佐堂 克実

村岡 ミヨ/小山 典子/矢野 淳子/山吹 恭子/川崎 さおり
八田 昌治/只野 操/三原 邦男/児玉 真二/井上 恭太
久藤 和子/中嶋 ゆか里/大野 梨栄/中村 繭古/伊庭 朋子
市村 新吾/榊原 悠祐/前田 義朗

みどころ

平成21年の幕開けと共に新派121年目の第一歩を飾ります三越劇場・初春新派公演は、北條秀司の名作『太夫さん』を上演いたします。この作品は昭和30年(1955)11月東京明治座にて劇団新派公演として初演され、以来戦後演劇における傑作として半世紀にわたり上演され続けてきました。舞台は京都の島原遊廓で、宝永楼を営む女将おえいと太夫たちが時代の流れとともに、たくましくも優しく生きてゆく姿が活き活きと描かれています。今回は太夫たちをあたたかく見守る女将おえいを水谷八重子、御職太夫の深雪太夫に波乃久里子、善助に安井昌二、仲居頭のお初に英太郎、美吉野太夫に伊藤みどり、喜美太夫に鴫原桂、小車太夫に瀬戸摩純、九重太夫に石原舞子、安吉に鈴木章生という配役でご覧いただきます。

昨年の三越劇場初春公演で好評を得た『女将』のシリーズ作として、今年は廓の女将を描いた北條秀司の名作をどうぞお楽しみください。

あらすじ

京都、島原遊廓の宝永楼は昔からの古格を厳守している妓楼で、深雪太夫(波乃久里子)はじめ、多くの太夫たちが働いている。

昭和23年秋、裏のガス会社でストライキがはじまった朝、この宝永楼でも遊女たちが女将のおえい(水谷八重子)に要求書を突きつけ、全員団結して待遇改善を求めていた。「おやまのストライキは東雲楼だけかと思ったが、京都の宝永楼もストライキや。島原の太夫も莫迦にならんな」と、ひょっくりと現れた輪違屋の隠居善助(安井昌二)が笑っているのに対し、「あてもうなんや商売してるがいやになってきたさかい、云うなりに証文巻いてやりますわ」と、おえいは涙声で言うのであった。

そんなところへ、妹を太夫にしたいという安吉(鈴木章生)と名乗る男と、その妹おきみ(鴫原桂)がやって来た。善助や仲居頭のお初(英太郎)の勧めもあり、また要求書を突きつけた太夫たちの面当てにも、おえいはおきみを引き取ることにし、2万円という借金の小切手を安吉に渡すのであった。

ところが…。

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