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公演情報

チラシ

松竹新派名作劇場
『女の一生』

【巡業公演】
2009年6月28日(日)〜7月15日(水)
※公演は終了いたしました
※日程・会場等の公演スケジュールはこちらをご覧下さい
〈開演時間〉
公演により異なります
〈料金・税込〉
公演により異なります
〈チケット発売日〉
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関連情報
出演
『女の一生』 六幕

森本 薫:作
戌井 市郎:補綴
大場 正昭:演出

布引 けい:波乃 久里子
堤 栄二:風間 杜夫
堤 章介:安井 昌二
堤 伸太郎:中山 仁
堤 しず:司 葉子

石原 舞子/鴫原 桂/瀬戸 摩純/三原 邦男/鈴木 章生/井上 恭太/鷹西 雅裕

みどころ

松竹新派名作劇場今回は森本薫不朽の名作『女の一生』を上演いたします。この作品は、今は亡き日本の大女優・杉村春子によって30年以上に亘り繰り返し上演されてきた作品で、明治の終わりから終戦直後にかけて、激動の時代を強く逞しく生きた布引けいの一生を、不思議な縁で結ばれた堤家を舞台に描かれております。

新派としても初めて取り上げる作品で、主役の布引けいをこの役を念願としていた波乃久里子、けいが密かに思いを寄せた堤家の次男・栄二を新派公演では波乃とのコンビが定評の風間杜夫、夫となる長男・伸太郎をやはり新派には常連の中山仁、亡き堤家当主の妻・しずを新派初登場の司葉子、堤家を支えるしずの義弟・章介を新派の重鎮安井昌二という配役で、円熟した舞台をご覧に入れます。

あらすじ

明治38年(1905年)―日本がようやく近代的な資本主義国の姿をととのえ、同時にその動向が世界の国々と絶ちがたく結びあい、影響し始めた時代である。戦災孤児の境涯にあった布引けい(波乃久里子)が、不思議な縁から拾われて堤家の人となったのは、そんな頃である。

清国との貿易で一家を成した堤家は、しかし、その当主もすでになく、後を継ぐべき息子たちはまだ若く、妻のしず(司葉子)が義弟章介(安井昌二)に助けられながら、困難な時代の一日一日を処していた。

やがてけいは、その闊達な気性を認められて、長男伸太郎(中山仁)の妻となる。息子と、その肩に背負われるべき家を愛するしずの配慮であった。伸太郎は絵を愛し、学問を好んだが、しかし家業を継ぐ意志と意欲に欠けていた。

次男栄二(風間杜夫)に寄せた思慕は断ち切られ、けいは正真正銘堤家の人となる。そして、しずに変わってけいは家の支えとなり、柱となってゆく。担いきれぬほどの重みに耐えながらけいはその「女の一生」を生きるのである。

時は流れて昭和20年・・・。二つの大戦を経る激動の時代を生きて、今、焼け跡の廃虚に佇むけいの姿は、過ぎ去った50余年の月日の、激しさと華やかさを秘めて、哀しい―

公演スケジュール
月日 曜日 所在地 会場 お問い合わせ先 開演時間
6月
28日
栃木県
大平町
おおひら町民ホール 0282-43-5231
(中央公民館内)
15:00  −
7月
1日
神奈川県
横須賀市
よこすか芸術劇場 046-823-9999 14:00  −
2日 宮城県
仙台市
東京エレクトロンホール宮城 022-268-2174
(仙台放送)
14:00  −
4日 長野県
長野市
北野文芸座 026-233-3111
(平日9:00~17:00)
11:00 15:00
6日 山形県
米沢市
米沢市市民文化会館 0238-23-8510  − 18:00
7日 福島県
会津若松市
會津風雅堂 0242-27-0900 15:00  −
9日 兵庫県
神戸市
新神戸オリエンタル劇場 078-291-1100(代表)   − 18:30
10日 13:00  −
11日 石川県
七尾市
能登演劇堂 0767-66-2323  13:30 18:30
12日 13:30  −
14日 香川県
高松市
アルファあなぶきホール 087-823-5023 14:00  −
15日 山口県
山口市
山口市民会館 083-923-1000  − 18:30

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