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公演情報


チケットWeb松竹

六月花形新派公演
夜の蝶


三越劇場

2019年6月6日(木)―6月28日(金)
〈料金・税込〉
9,000円(全席指定)
〈チケット〉
2019年4月30日(火)チケット発売
【団体のお申し込み・公演に関するお問い合わせ】
松竹(株)演劇営業部販売:03-5550-1685
三越劇場:0120-03-9354(10:30~18:30)

松竹ホームページ内の公演情報

みどころ

―2人の女方、美の競演―
新派女方・河合雪之丞と現代演劇女方・篠井英介が
夜の銀座で美しく、強く、華麗に舞い競う

〈あらすじ〉
 銀座随一の酒場“リスボン”― “リスボン”のマダムである葉子(河合雪之丞)は、近頃、機嫌が悪い。というのも、京都で舞妓あがりのお菊(篠井英介)がここ銀座にバーを構えるというのである。
葉子はお菊の銀座進出は勿論のこと、京都の雰囲気を売り物に趣向を凝らした店の設えと噂に聞いて、気になってしかたがなかった。
一方、酒場“お菊”は、大物政治家・白沢一郎(喜多村緑郎)の後押しで、葉子はじめ葉子の妹分のお景(瀬戸摩純)、銀座のマダム達の羨望と嫉妬を尻目に華々しく開店。京都風にした新戦術は大きな評判を呼び、お菊は妹分のお春(山村紅葉)と手を取り合って喜ぶ。
銀座一の酒場“リスボン”と話題沸騰となった酒場“お菊”の対立。銀座の夜の世界を舞台に、二人のバーのマダムが、色と欲のために女の戦いを繰り広げる―――
〈解説〉
 原作小説「夜の蝶」は、第一回直木賞を受賞し、これまでに数々の名作を生み出してきた、昭和を代表する小説家・劇作家の川口松太郎が、昭和30年代に銀座で人気を二分していた実在のクラブのマダム2人をモデルに描いた作品です。昭和32年に単行本として発表され、その年の7月に映画「夜の蝶」が封切られました。更に、同年10月に新橋演舞場で舞台化、花柳章太郎・初代水谷八重子により初演され、直後の12月には再演されるという、当時大ブームとなった作品です。
当時の劇団新派の新しい‘花柳界もの’として定着した『夜の蝶』。
 新派文芸部の成瀬芳一が構想も新たに補綴を加え、東西の夜の女の美しい戦いを、新派の女方・河合雪之丞に対し、現代演劇の女方・篠井英介という二人の女方の対決になぞらえ、華やかな世界の裏にある意地の張り合いを描き出します。

出演

六月花形新派公演
夜の蝶


- 作 -
川口松太郎
- 補綴・演出 -
成瀬芳一

- 出演 -
喜多村緑郎
河合雪之丞
瀬戸摩純
山村紅葉
篠井英介


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