第32回松尾芸能賞贈呈式にて瀬戸摩純が新人賞を受賞しました

2011年6月1日

5月30日（月）に、第32回（平成22年度）松尾芸能賞の贈呈式が東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で行われ、瀬戸摩純が新人賞を受賞しました。

松尾芸能賞は故・松尾國三氏が昭和54年に設立した財団法人松尾芸能振興財団が創設したもので、日本の伝統ある劇場芸能を助成し、文化・芸能の保存、向上に寄与した人に贈られる賞です。

瀬戸摩純は、平成22年正月三越劇場での新派公演「麥秋（ばくしゅう）」で、ヒロイン間宮紀子の清々しくも芯の強い人間像を造型し、次代の新派をになう女優としての実力を示し、近年は大役に恵まれ華やかな芸風と培った演技力を活かして活躍、新派の継承者としての期待のかかる女優であることが評価され、授賞式の壇上で喜びを語りました。

瀬戸「このような素晴らしい賞を頂き、感謝の気持ちで一杯です。新派の古典はもちろん、新作も、現代劇も全てこなせるような役者になりたいと思っています。そのためには日々精進し、さらに勉強をしなくてはいけないと、本日改めて感じております。」

相手役 矢部謙吉の児玉真二（左）と兄役 間宮康一の田口守（右）と一緒に