シネマ歌舞伎

あの名作歌舞伎をお近くの映画館で

作品一覧

〈第9弾〉
怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)

『怪談 牡丹燈籠』作品紹介

原作:三遊亭円朝
脚本:大西信行
演出:戌井市郎

三遊亭円朝の傑作『怪談 牡丹燈籠』は、明治25年(1892)に三世河竹新七の脚色により歌舞伎座で上演され、空前の大当たりとなりました。以来、人気演目として今日に至っていますが、シネマ歌舞伎にもなった中国の昆劇『牡丹亭』もその下敷きとなったと言われています。今回上映致しますのは、平成19年10月の歌舞伎座公演の舞台映像で、台本は、昭和49年(1974)年に大西信行氏が文学座のために書き下ろしたものです。言葉は口語に近く、人物像もより深く掘り下げられた、笑いどころも満載の、現代版『怪談 牡丹灯籠』になっています。

伴蔵とお峰は、18年ぶりに仁左衛門と玉三郎が演じ、息の合った絶妙な夫婦のやりとりを見せています。そこに、萩原新三郎(愛之助)とお露(七之助)、宮野辺源次郎(錦之助)とお国(吉弥)の二組の男女の物語が重なり、幽霊よりも怖い人間の業の世界が展開してゆきます。カラン、コロンという下駄の音を響かせ牡丹燈籠を手に現れる、お露とお米(吉之丞)の二人の幽霊の怖さとおかしみも見どころです。また、この大西本は、原作者である円朝が舞台にも登場して高座で『牡丹燈籠』を「噺す」という趣向をとっており、こちらも三津五郎の力演によりたっぷりお楽しみいただけます。
本作品は「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリ対応作品です。
使用料:500円(税込・1作品1回のご使用につき)
使用方法のご確認やアプリのダウンロードはこちらのページにて
※ご使用にはスマートフォン、イヤホンが必要です

『怪談 牡丹燈籠』予告動画

上映劇場・上映スケジュール

只今『怪談 牡丹燈籠』の上映スケジュールは決まっておりません。

料金

一般料金  2,200円(税込) 学生・小人 1,500円(税込)

※特別興行につきサービスデー、レディースデーなど各種割引料金の設定はございません
※障がい者の方の鑑賞料金については、対応が異なりますので各映画館にお問い合わせください


作品一覧へ
怪談 牡丹燈籠
クリックすると拡大します
作品概要
  • 上演月:2007年(平成19年)10月
  • 上演劇場:歌舞伎座
  • シネマ歌舞伎公開日:2009年7月11日
  • 上映時間:155分(第1幕:80分/第2幕:75分 別途休憩あり)
配役
  • 伴蔵:片岡 仁左衛門
  • 三遊亭円朝/船頭/馬子久蔵:坂東 三津五郎
  • 萩原新三郎:片岡 愛之助
  • お露:中村 七之助
  • 女中お竹/酌婦お梅:中村 壱太郎
  • お米:二世 中村 吉之丞
  • お国:上村 吉弥
  • 飯島平左衛門:坂東 竹三郎
  • 宮野辺源次郎:中村 錦之助
  • 伴蔵女房お峰:坂東 玉三郎

歌舞伎観劇手帖用のPDFはこちらからダウンロードの上、印刷してご使用ください。

ダウンロード


おススメ作品

落語から歌舞伎になった作品

このページの先頭へ
  • ホーム
  • 上映劇場
  • 作品一覧
  • 予告動画
  • チケット料金
  • シネマ歌舞伎とは?
  • ニュース
  • 松竹
  • 歌舞伎美人
  • KABUKI Official website in English
  • MET ライブビューイング

当サイトに掲載されている画像及び文章の二次使用・無断転載を禁じます

Copyright © SHOCHIKU Co.,Ltd. All Rights Reserved.