シネマ歌舞伎

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作品一覧

〈第17弾〉
高野聖 (こうやひじり)

深山の孤家に住む女に魅せられた、若き僧の一夜

『高野聖』作品紹介

泉鏡花の代表作である小説を、石川耕士と坂東玉三郎が脚本と演出を担い、2008年に歌舞伎座で初演しました。勧進の旅をする信仰心篤い若い僧と、魔性と聖性の二面性を持つ女のやりとりから、恐ろしくも美しい世界が描き出されます。

あらすじ

修行僧の宗朝(そうちょう)は、飛騨から信濃へ抜ける山道で道に迷い、日も暮れた頃に孤家(ひとつや)にたどり着きます。この家に住むのは妖艶で気高い女と、女が養っている次郎、そして親仁の三人。一夜の宿を乞う宗朝を、女は一度拒みますが、思い直してその願いを聞き届けると、人が変わったように優しく接し始めます。女の案内に従い、宗朝が谷川で体をぬぐっていると、女が背中を流し始め、自らも着物を脱いで寄り添ってきます。宗朝は慌てて女の手を振り払い、川から上がります。女の色気に迷い煩悩の思いが沸き起こる一方、夜更けに鳥や獣たちが女のもとに集う只ならぬ様子に恐れ慄き、宗朝は一心に経文を唱えて心を静めます...。

※『高野聖』は舞台公演の収録ではなく、シネマ歌舞伎用に新たに舞台上で撮影しました。その映像にロケーション素材などを編集で加え、映画的手法を凝らしています。

〈美しき泉鏡花パビリオン〉
坂東玉三郎がその想いを語る特別映像と共に上映します。

『高野聖 』予告動画

上映劇場・上映スケジュール

只今『高野聖 』の上映スケジュールは決まっておりません。

料金

一般料金  2,200円(税込)
学生・小人 1,500円(税込)


※特別興行につきサービスデー、レディースデーなど各種割引料金の設定はございません
※障がい者の方の鑑賞料金については、対応が異なりますので各映画館にお問い合わせください
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