《ドン・カルロス》現地メディア評

2022年5月6日 金曜日

ヴェルディの壮大な傑作がスペクタクルに具現化された舞台。マシュー・ポレンザーニは繊細に調和を醸し出す演技でドン・カルロス役を表現した。ソニア・ヨンチェヴァが見事なエリザベートを作り上げた。ジェイミー・バートンは眼帯姿のエボリ公女を歌い上げ、驚きの発見となった。私の考えるフィリップ2世像から、バスバリトン エリック・オーウェンズが外れるのはまだまだ何年も先のことになるだろう。フランス系カナダ人のバリトン、エティエンヌ・デュピュイが力強い歌唱と演技でロドリーグを体現した。ジョン・レリエは支配者の支配者である大審問官として十分すぎるほどの恐ろしい演唱を見せつけた。この5幕版には冒頭からすぐに、最上級のスペクタクルと力強い勢いがあり、そのまま終幕まで衰えることがない。―――The Washington Post

 

 

 

 

 

カンパニーの金字塔。マシュー・ポレンザーニは題名役に見事な解釈を与えた。スタイリッシュに、炎のような激しさを増していく。―――The New York Times

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この題名役に初挑戦したマシュー・ポレンザーニは理想的なアーティストだった。エティエンヌ・デュピュイは甘く高めのバリトンと豊かなレガートの歌唱、そして舞台上の巧みな演劇力で、この作品の重心となった。このフランス語版は品格と壮大さに沸きたつ。―――Observer

 

 

 

 

 

 

 

驚異的なソプラノ、ソニア・ヨンチェヴァがエリザベート役を銀とバラ色に彩り、マシュー・ポレンザーニはこの過酷な舞台で、眩い気品をもって輝き続けた。METが誇る二つの柱、合唱とオーケストラが歌手陣を支えた。音楽的な輝きに満ちた舞台。―――New York Magazine