プッチーニ《トゥーランドット》

Turandot - Puccini

上映期間
2022年610日(金)~616日(木)

※東劇のみ6/23(木)までの2週上映

タイムテーブルはこちら

氷の姫君の心を溶かす流浪の王子の愛と情熱!驚異のドラマティック・ソプラノ、L・モナスティルスカがソプラノの究極の役に挑む!

求婚者に謎をかけ、解けないと殺してしまう「氷の姫君」の運命の人はどこに?〈誰も寝てはならぬ〉など名アリアに彩られた、プッチーニの遺作にして超人気オペラ!F・ゼフィレッリ演出の絢爛豪華な伝説の名舞台で、驚異のドラマティック・ソプラノ、L・モナスティルスカがソプラノの究極の役トゥーランドットに挑む!カラフ役Y・リーの情熱の歌唱、心に響く美声のF・フルラネット演じる父親役にも注目だ。

指揮:
マルコ・アルミリアート
演出:
フランコ・ゼフィレッリ
出演:
リュドミラ・モナスティルスカ、ヨンフン・リー、エルモネラ・ヤホ、フェルッチオ・フルラネット
上映時間:
3時間20分(休憩2回)
MET上演日:
2022年5月7日
言語:
イタリア語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《トゥーランドット》のあらすじ

伝説の時代の古代中国、北京。皇女トゥーランドット姫は絶世の美貌で世に聞こえているが、求婚者に謎をかけ、解けないと殺してしまう「氷の姫君」として恐れられていた。国敗れて放浪していたダッタン国の王子カラフは、流れ着いた北京でトゥーランドットに一目惚れし、再会した父王ティムールや、彼を密かに愛する女奴隷リューらの反対を押し切って謎かけに挑む。トゥーランドットの出した3つの謎を鮮やかに解いたカラフに、トゥーランドットは抵抗するが…。  text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • マルコ・アルミリアート

    Marco Armiliato

    《指揮》

     

    マルコ・アルミリアート

    Marco Armiliato

    《指揮》

    イタリア・オペラを中心に膨大なレパートリーを持ち、世界の歌劇場と歌手たちから絶大な信頼を寄せられている名指揮者。1967年イタリア、ジェノヴァ生まれ。生地の音楽院に学び、89年オペラ指揮者デビュー。METデビューは98年《ラ・ボエーム》。以来450回以上の出演を重ねている。2018-19《西部の娘》他LV上映多数。

  • フランコ・ゼフィレッリ

    Franco Zeffirelli

    《演出》

     

    フランコ・ゼフィレッリ

    Franco Zeffirelli

    《演出》

    20-21世紀最大の演出家の一人。オペラと映画で名声を得る。台本に忠実で細部までこだわった美しい演出は絶大な支持を得た。《トゥーランドット》や《ラ・ボエーム》は、METの看板といえる大人気プロダクションである。1923年フィレンツェ生まれ、2019年に96歳で没。68年の映画『ロミオとジュリエット』の監督を務めたことも有名。

  • リュドミラ・モナスティルスカ

    Liudmyla Monastyrska

    《ソプラノ》

     

    リュドミラ・モナスティルスカ

    Liudmyla Monastyrska

    《ソプラノ》

    トゥーランドット

    世界の主要な歌劇場に出演する、現代を代表するドラマティック・ソプラノ。ウクライナ出身。METには、LVにもなった2012-13《アイーダ》のタイトルロールでデビュー。16-17《ナブッコ》アビガイッレ役ではP・ドミンゴと共演し、LVでも上映され好評を博した。トゥーランドット役はウクライナ国立歌劇場やボリショイ劇場のほか、2010年来日公演でも歌っている。

  • ヨンフン・リー

    Yonghoon Lee

    《テノール》

     

    ヨンフン・リー

    Yonghoon Lee

    《テノール》

    カラフ

    芯の強い情熱的な声と入魂の演技で世界的に活躍するスピント・テノール。ヴェルディをはじめドラマティックな役柄を得意とする。1973年ソウル生まれ。METデビューは2010年《ドン・カルロ》タイトルロール。11年MET来日公演でも同役を歌う。15-16シーズンオープニングの《イル・トロヴァトーレ》でA・ネトレプコと共演、絶賛を博した。

  • エルモネラ・ヤホ

    Ermonela Jaho

    《ソプラノ》

     

    エルモネラ・ヤホ

    Ermonela Jaho

    《ソプラノ》

    リュー

    抒情的な美しさと劇的な表現力を備えた心揺さぶる声、華のある容姿でヴェルディやプッチーニをはじめとする王道レパートリーで絶賛されている人気ソプラノ。1974年アルバニア生まれ。母国の音楽院に学んだ後イタリアに渡り、多数のコンクールに優勝。METデビューは2008年《椿姫》のヴィオレッタ役。

  • フェルッチオ・フルラネット

    Ferruccio Furlanetto

    《バス》

     

    フェルッチオ・フルラネット

    Ferruccio Furlanetto

    《バス》

    ティムール

    イタリアの国宝的バス。深く陰影豊かで心に訴える美声を持ち、特にイタリア・オペラのドラマティックな役柄で他の追随を許さない。1949年サチーレ生まれ。79年《マクベス》バンクォー役でスカラ座にデビュー、翌年《ドン・カルロ》大審問官役でMETデビュー。LVでは2010-11《ドン・カルロ》のフィリッポ2世役などに出演。

タイムテーブル

 

時刻の目安 項目 時間
開映前映像 CM&客席映像 約5分
1幕
本編 ◆オープニング・解説(N・シエラ) 約39分
第1幕
休憩  特典映像 ◆インタビュー(E・ヤホ) 約13分
◆インタビュー(L・モナスティルスカ)
◆インタビュー(MET総裁 P・ゲルブ)
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約10分
特典映像 ◆インタビュー(MET制作統括 J・セラーズ) 約12分
◆インタビュー(指揮 M・アルミリアート)
◆インタビュー(F・フルラネット)
2幕 本編 第2幕 約47分
休憩 特典映像 ◆インタビュー(衣裳デザイナー S・ノーラン) 約5分
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約10分
特典映像 ◆2022-23新シーズン ラインナップ紹介 約10分
◆次回作《ランメルモールのルチア》予告
◆次回作出演者インタビュー(J・カマレナ& A・ルチンスキー)
◆インタビュー(Y・リー)
3幕 本編 第3幕 約42分
カーテンコール&クレジット 約7分
開映後上映時間:3時間20分

 

pagetop