ワーグナー《トリスタンとイゾルデ》
Tristan und Isolde - Wagner
上映期間:
2026年4月24日(金)~4月30日(木)
※東劇のみ5/14(木)までの3週上映
タイムテーブルはこちら全編が官能的な音楽で埋め尽くされた究極の愛のオペラ! 歴史に残るL・ダーヴィドセンの陶酔的な歌唱で
媚薬を飲んだが最後、愛に身を焦がす2人。全編が官能的で陶酔的な音楽であふれる究極の愛のオペラ。どの音も愛と死につながるワーグナー畢生の傑作を、MET音楽監督Y・ネゼ=セガンがMETで初指揮。ピアニッシモまで制御が行き届く巨声L・ダーヴィドセンのイゾルデはきっと歴史に名を刻み、相手のトリスタンにM・スパイアーズは相応しい。演出Y・シャロンによる深い心理描写の下、実人生では味わえない官能の極みへの陶酔を疑似体験したい。
- 指揮:
- ヤニック・ネゼ=セガン
- 演出:
- ユヴァル・シャロン
- 出演:
- リーゼ・ダーヴィドセン、マイケル・スパイアーズ、エカテリーナ・グバノヴァ、トマシュ・コニエチュニ、ライアン・スピード・グリーン
- 上映時間:
- 5時間10分(休憩2回)
- MET上演日:
- 2026/3/21
- 言語:
- ドイツ語
- ※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。
《トリスタンとイゾルデ》のあらすじ
伝説上の中世。アイルランドの王女イゾルデは、コーンウォールのマルケ王と政略結婚するため、王の甥であり忠臣のトリスタンが漕ぐ船で出立した。イゾルデは自身のかつての婚約者 の仇でもあるトリスタンに愛憎半ばする気持ちを抱き、彼と服毒心中を図る。ところが、 侍女ブランゲーネが渡したのは媚薬だったため、2人は狂おしく愛し合うことに。イゾルデは王妃になってもトリスタンと逢瀬を続けるが、ついに密会の場にマルケ王と重臣メロート が帰還。トリスタンは密告したメロートの剣で深手を負い…。 第1幕
アイルランドの王女イゾルデが、戦勝国コーンウォールの王、マルケのもとに和議のしるしとして嫁ぐべく、いま船で海を渡っている。この政略婚をマルケに提案したのは、王の甥にして家臣であるトリスタンだった。ところがトリスタンとイゾルデは、ひそかに魅かれあっていた。2人はこの苦境にけりをつけるべく「死の薬」をあおる。あおったそれは、しかし、媚薬であった。イゾルデの侍女ブランゲーネが、すりかえていたのだ。2人の愛はたちまち燃え上がる。
第2幕
コーンウォールの宮廷内。イゾルデは、夫マルケ王の目を盗んでトリスタンと逢瀬を重ねている。今夜もそのつもりだ。王は狩りに出ており好都合。恋人たちは、ブランゲーネの警告にもかかわらず、夜陰に愛を謳歌する。そこへ、夜明けの頃、王の一行が現れる。「狩り」は、2人を陥れようと廷臣メロートが企てた罠だったのだ。トリスタンはメロートと一戦を交えるが、みずから相手の刃にかかる。
第3幕
トリスタンの故郷カーレオール。瀕死のトリスタンを、従者クルヴェナールが見守っている。主のために、ここでイゾルデを迎えようと人を遣わしたのだが、船はなかなか現れない。幻影に錯乱するトリスタン。ようやくイゾルデが着くと、トリスタンは包帯をみずから引きちぎって逝ってしまう。2人を赦すべくマルケ王が到着するが、時すでに遅し。トリスタンの亡骸を前に、イゾルデが恍惚として歌い、息絶える。
作品解説・あらすじ概要執筆:香原斗志(音楽評論家)
キャスト&スタッフ
プロフィール執筆:香原斗志(オペラ評論家)































