ロッシーニ《セミラーミデ》

Semiramide - Rossini

上映期間
2018年414日(土)~420日(金)

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夫殺しに加担した女王セミラーミデが愛した相手とは?ロッシーニ円熟の音楽が紡ぐ衝撃の古代悲劇!

夫である王殺しに手を貸した女王セミラーミデが恋した若き武将とは?王の復讐は果たされるのか?古代バビロニアを舞台にしたロッシーニの大作が、遂にヴェールを脱ぐ!有名な序曲、華麗なアリア、超絶のフィナーレと息もつかせず繰り出される音楽はまさにロッシーニの真髄。パワフルな声と超絶技巧を誇るA・ミード、柔軟自在なロッシーニ・テノール J・カマレナ、カリスマ光る人気バス I・アブドラザコフら選り抜きのキャストが、禁断の傑作の扉を開ける!

指揮:
マウリツィオ・ベニーニ
演出:
ジョン・コプリー
出演:
アンジェラ・ミード、イルダール・アブドラザコフ、ハヴィエル・カマレナ、エリザベス・ドゥショング、ライアン・スピード・グリーン
上映時間:
3時間52分(休憩1回)
MET上演日:
2018年3月10日
言語:
イタリア語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《セミラーミデ》のあらすじ

古代バビロニア。女王セミラーミデは、アッシリアの王子アッスールにそそのかされ、夫である国王ニーノを殺した過去を持っていた。ニーノとの間に生まれた息子のニニアは、ニーノの殺害後、行方不明になっている。 ニーノが亡くなって15年がたち、セミラーミデは後継者を選ぶ必要に迫られていた。若い武将アルサーチェに惹かれているセミラーミデは、彼を夫に迎えて王位を継がせようと考えている。だがそのアルサーチェこそ、行方不明となった息子のニニアだった。それとは知らないセミラーミデは…。  text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • マウリツィオ・ベニーニ

    Maurizio Benini

    《指揮》

     

    マウリツィオ・ベニーニ

    Maurizio Benini

    《指揮》

    現代を代表するイタリア・オペラの名匠。とくにベルカントオペラにおいて卓越した手腕を発揮する。イタリア生まれ、ボローニャ歌劇場でデビュー後、世界のオペラハウスで活躍。「歌」を生かしつつ、オペラに内在するドラマにも寄り添い、深い感動を誘う名手である。LV15-16《ロベルト・デヴェリュー》など。

  • ジョン・コプリー

    John Copley

    《演出》

     

    ジョン・コプリー

    John Copley

    《演出》

    イギリスが誇るベテラン演出家。ロイヤルオペラハウスの首席演出家を長年務め、40年以上上演された《ラ・ボエーム》、20年以上愛された《フィガロの結婚》など多くのヒットプロダクションを手がけた。台本に忠実で、細部まで行き届いた美しい演出で人気が高い。

  • アンジェラ・ミード

    Angela Meade

    《セミラーミデ》

     

    アンジェラ・ミード

    Angela Meade

    《セミラーミデ》

    ソプラノ

    アメリカ期待の大型新星。2007年、METのオーディションで受賞。その模様はドキュメンタリー映画になり、一躍有名に。翌2008年、《エルナーニ》のエルヴィーラ役でMETにデビューして成功を収め、以後欧米の一流オペラハウスで活躍。柔らかく豊麗な声、圧倒的な声量、完璧な技術で、「声」を聴く悦楽を味あわせてくれる名歌手である。

  • イルダール・アブドラザコフ

    Ildar Abdrazakob

    《アッスール》

     

    イルダール・アブドラザコフ

    Ildar Abdrazakob

    《アッスール》

    バスバリトン

    21世紀のオペラ大国ロシアが生んだ、スター・バスバリトン。数々のコンクールで優勝後、若干25歳でスカラ座にデビュー。ノーブルで深く存在感のある声、卓越した技術、シリアスなものから喜劇までこなす演技力で、多くのレパートリーでファンを沸かせている。LV14-15《フィガロの結婚》など。

  • エリザベス・ドゥショング

    Elizabeth DeShong

    《アルサーチェ》

     

    エリザベス・ドゥショング

    Elizabeth DeShong

    《アルサーチェ》

    メゾソプラノ

    アメリカ生まれのコロラトゥーラ・メゾ期待の星。2010年、《ナクソス島のアリアドネ》の作曲家役で、ワシントンオペラの「アーティストオヴザイヤー」を受賞。色彩感に富んだ深みのある声と驚異的な超絶技巧を武器に、主にベルカントオペラで活躍。トップスターへの道を駆け上がっている。

  • ハヴィエル・カマレナ

    Javier Camarena

    《イドレーナ》

     

    ハヴィエル・カマレナ

    Javier Camarena

    《イドレーナ》

    テノール

    現代を代表するテノール・レッジェーロのひとり。甘く柔らかく軽やかな声、驚異的な技術で、ロッシーニなどの超絶技巧を要するオペラを得意とする。メキシコ生まれ、2004年、《連隊の娘》トニオ役でオペラデビュー。2014年METでの《チェネレントラ》では、第2幕の大アリアをアンコールして客席を興奮させた。

フォト&ムービー

タイムテーブル

時刻の目安 項目 時間
開映前映像 CM&客席映像 約4分
1幕 本編 ◆オープニング・解説(C・モルトマン) 約110分
第1幕
休憩 特典映像 ◆インタビュー(A・ミード) 約7分
◆インタビュー(R・S・グリーン)
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約10分
特典映像 ◆次回作《コジ・ファン・トゥッテ》映像紹介&稽古風景 約16分
◆インタビュー(A・マジェスキー&S・マルフィ)
◆2017-18シーズン予告
◆インタビュー(E・ドゥショング&I・アブドラザコフ)
◆インタビュー(J・カマレナ)
2幕 本編 第2幕 約78分
カーテンコール&クレジット 約7分
開映後上映時間:3時間48分
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