ビゼー《カルメン》

Bizet - Carmen

上映期間
2019年38日(金)~314日(木)

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魔性の女に魅入られた男の運命やいかに! ヒットメロディ満載の名作を大人気プロダクションで!

奔放なジプシー女の虜になった瞬間、真面目な兵士の人生の歯車が狂い出す!追えば逃げる、逃げれば追う、永遠の恋の法則をオペラ化した大ヒット作!〈ハバネラ〉〈闘牛士の歌〉〈花の歌〉…ヒットメロディの多さも名作オペラ随一だ。METで大人気のR・エアのダイナミックなプロダクションに集うのは、世界を沸かせる魅惑のカルメン C・マルゲーヌ、天下一品のドン・ホセ R・アラーニャ、声も容姿もワクワクさせる闘牛士A・ヴィノグラドフ。役者は揃った。

指揮:
ルイ・ラングレ
演出:
リチャード・エア
出演:
クレモンティーヌ・マルゲーヌ、ロベルト・アラーニャ、アレクサンドラ・クルジャック、アレクサンダー・ヴィノグラドフ
上映時間:
3時間34分(休憩1回)
MET上演日:
2019年2月2日
言語:
フランス語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《カルメン》のあらすじ

19世紀のスペイン、セヴィリャ。連隊の伍長ドン・ホセは、いずれ故郷に帰って幼なじみのミカエラと結婚する日を夢見ている。そんな彼の前に、自由奔放なジプシー女のカルメンが現れた。カルメンの手管に魅入られたホセは、けんか騒ぎを起こして捕らえられたカルメンを逃がし、営倉に送られる。出所したホセはカルメンと逢引し、彼女の仲間である密輸を働く無法者の一味に加わる。しかし間もなくカルメンの心は花形闘牛士に傾いてゆき・・・。  text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • ルイ・ラングレ

    Louis Langrée

    《指揮》

     

    ルイ・ラングレ

    Louis Langrée

    《指揮》

    フランスを代表する指揮者のひとり。1961年ミュールーズ生まれ。多彩な音のパレットと知的で明快ながら躍動感にも富む解釈を武器に、フランス内外の代表的な歌劇場、オーケストラで活躍。とりわけモーツァルト作品の演奏が高く評価されている。現在、アメリカのシンシナティ交響楽団音楽監督。

  • リチャード・エア

    Sir Richard Eyre

    《演出》

     

    リチャード・エア

    Sir Richard Eyre

    《演出》

    映画、演劇、オペラと幅広く活躍し、ローレンス・オリヴィエ賞に輝くイギリスの名演出家。1943年生まれ。オペラ・デビューは94年ロイヤル・オペラの《椿姫》で、美人歌手A・ゲオルギューの主役起用もあって大成功を収めた。2009年に初演された《カルメン》は、METデビュー作で、以降METの看板プロダクションとなっている。他、15-16《マノン・レスコー》などがLVされている。

  • クレモンティーヌ・マルゲーヌ

    Clémentine Margaine

    《カルメン》

     

    クレモンティーヌ・マルゲーヌ

    Clémentine Margaine

    《カルメン》

    メゾソプラノ

    「カルメン歌い」として世界の熱い視線を浴びるフランスの若手メゾ。ニュアンスと陰影に富んだきらめく声、エキゾティックな美貌は天下一品。1984年生まれ。パリ音楽院に学び、ベルリン・ドイツ・オペラの専属を経てフリー。METデビューは2017年の《カルメン》で、絶賛を浴びた。LVは初登場。

  • ロベルト・アラーニャ

    Roberto Alagna

    《ドン・ホセ》

     

    ロベルト・アラーニャ

    Roberto Alagna

    《ドン・ホセ》

    テノール

    現代を代表するスター・テノール。シチリアの血を引く甘く明るい声に近年は強靭さが加わり、ドラマティックな役柄もこなす大テノールへと進化している。1963年パリ生まれ。キャバレーの歌手からオペラに転じ、90年スカラ座の《椿姫》、94年ロイヤル・オペラなど各地で大成功を収め、世界的スターへと躍り出た。METも常連でLV出演多数。今シーズンは《サムソンとデリラ》にも出演。

  • アレクサンドラ・クルジャック

    Aleksandra Kurzak

    《ミカエラ》

     

    アレクサンドラ・クルジャック

    Aleksandra Kurzak

    《ミカエラ》

    ソプラノ

    澄んだなめらかな声と美しい高音、情感豊かな演技力を備え、欧米の一流歌劇場で活躍するリリック・ソプラノ。1977年ポーランド生まれ。99年《フィガロの結婚》のスザンナでオペラ・デビュー。METデビューは04年《ホフマン物語》のオランピア。夫はスター・テノールのR・アラーニャである。

  • アレクサンダー・ヴィノグラドフ

    Alexander Vinogradov

    《エスカミーリョ》

     

    アレクサンダー・ヴィノグラドフ

    Alexander Vinogradov

    《エスカミーリョ》

    バス

    深くよく響く品格のある声と華のある舞台姿で、世界を席巻しつつある若手バスの筆頭格。モーツァルトからイタリア・オペラ、ロシアものまで多彩なレパートリーを誇る。1976年モスクワ生まれ。21歳でオペラ・デビュー。昨シーズンLVもされた《ルイザ・ミラー》のヴァルター伯爵でMETデビューを飾り、絶賛された。

タイムテーブル

 

項目  時間
開映前映像 CM&客席映像  約5分
1幕&2幕 特典映像 ◆オープニング・解説(A・ペレス)  約3分
本編 第1幕&2幕  約100分
休憩 特典映像 ◆インタビュー(C・マルゲーヌ)  約10分
◆インタビュー(MET児童合唱 A・ピッコロ & 児童合唱団員)
◆インタビュー(MET製作統括 J・セラーズ)
休憩 客席映像(INTERMISSION)  約10分
特典映像 ◆次回作《連隊の娘》映像紹介  約15分
◆インタビュー(P・イェンデ & J・カマレナ)
◆2018-19シーズン予告
◆インタビュー(A・ヴィノグラドフ)
◆インタビュー(A・クルジャック & R・アラーニャ)
3幕&4幕 本編 第3幕&4幕  約65分
カーテンコール&クレジット  約7分
開映後上映時間:3時間30分
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