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俳優名鑑

現代新派を担う俳優〈幹部俳優〉

その2
池上 鏡子(いけがみ きょうこ)

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昭和43年新派入団、霧立のぼるに師事。60年に幹部昇進。

役作りにも熱心で独特の雰囲気を生かして多くの舞台で活躍。「霧の音」のおはななど、若い頃から様々な役で抜擢されて大役を経験している。外部公演では「寝坊な豆腐屋」などに出演。

村岡 ミヨ(むらおか みよ)

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看護婦を経て昭和47年新派入団、二代目水谷八重子に師事。63年に幹部昇進。

下町のおかみさんなど市井に生きる人々をリアルに描く新派には欠かせない役者である。また「京舞」などでは特技の三味線を生かした地方役などでも活躍している。

小川 絵莉(おがわ えり)

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昭和51年水谷八重子に入門。高校在学中に初舞台を踏んだ。63年に幹部昇進。

「太夫さん」の小車太夫、「芝桜」の若菜、「狐狸狐狸ばなし」のおそめなど持ち前の明るさを生かした役に個性を発揮する。外部出演も多い。

小山 典子(こやま のりこ)

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昭和54年新派入団。一條久枝に師事。平成3年幹部昇進。

演技の基礎があり、「太夫さん」仲居お千代、「京舞」のお三重などこの人ならではの持役が多い。外部公演の出演も多く、「ふるあめりかに袖はぬらさじ」、「恋ぶみ屋一葉」等でも活躍している。

矢野 淳子(やの じゅんこ)

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昭和52年劇団新派入団、二代目水谷八重子に師事。平成4年幹部昇進。

「京舞」「太夫さん」「佃の渡し」などの新派ならではのアンサンブルを生かした舞台で活躍している。また日舞、鼓、茶道など特技も幅広い。

石原 舞子(いしはら まいこ)

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昭和63年劇団新派入団。菅原謙次に師事。平成10年幹部昇進。

「天守物語」の亀姫、「京舞」のまつ子等の大役で着実に経験を重ねている。近年では持ち前の風情を生かした大人の女性役にも芸域をひろげ舞台のみならずテレビでも活躍している。

鴫原 桂(しぎはら かつら)

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昭和63年劇団新派入団。波乃久里子に師事。平成10年幹部昇進。

「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の亀遊役に抜擢されて注目を集めた。悲劇のヒロインから「三婆」のコミカルな女中花子役まで与えられた役は確実に見せる腕をもつ女優である。

鴫原桂 公式サイト

山吹 恭子(やまぶき きょうこ)

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昭和63年新派入団、二代目水谷八重子に師事。平成10年幹部昇進。

「遊女夕霧」の小紫や「婦系図」の綱次など芸者姿の似合う華やかな女優である。特技の長唄、三味線、日舞を舞台でも生かしており、また芸熱心で自身の会も行っている。

山吹恭子 公式サイト

川崎 さおり(かわさき さおり)

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昭和63年劇団新派入団、花柳武始に師事。平成13年に幹部昇進。

「京舞」や「佃の渡し」で特技の三味線、太鼓を生かして活躍。また小柄な体格をから「鶴八鶴次郎」の居酒屋の小女、「婦系図」の子守などでも光る演技を見せている。

瀬戸 摩純(せと ますみ)

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平成3年新派入団。二代目水谷八重子に師事。平成13年幹部昇進。

新派の出世役といわれる「婦系図」の妙子や「女将」の陽子などこのところ大役が続いており、舞台映えする華やかさに加えこうした経験がさらに魅力を引き立てている。

川上 彌生(かわかみ やよい)

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平成7年新派入団、青柳喜伊子に師事。 平成20年6月新橋演舞場の新派120年記念公演にて幹部昇進。

華やかな容姿が舞台映えする。舞踊も得意で藤山直美公演、藤間勘十郎の「苫舟の会」などの外部公演にも数多く出演している。

半田 真二(はんだ しんじ)

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昭和40年新派入団。伊志井寛に師事。昭和53年幹部昇進。

新派の舞台では「鶴八鶴次郎」の小さん、「滝の白糸」の郵便夫などで脇を固める役者として活躍している。また外部公演では「地獄巡り」「鬼平犯科帳」、五木ひろし公演、舟木一夫公演などに出演している。

只野 操(ただの みさお)

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昭和47年新派入団。金田龍之介に師事。63年幹部昇進。

独特な声を生かした役柄も多く、「夜叉ヶ池」の斉田初雄、「鹿鳴館」の給仕頭、ある八重子物語の倉田大吉などで活躍。外部公演では「付き馬屋おえん」、女人哀詞、チャングムの誓いなど。ほかにテレビ、CMなどにも多数出演している。

三原 邦男(みはら くにお)

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ラジオのディスクジョッキーを経て昭和50年新派入団。平成3年幹部昇進。

「夜叉ヶ池」の山澤学円、「明治一代女」の俥夫など当たり役も多い。堅実な芝居を買われての外部出演の他、脚本・演出・学生や主婦への朗読指導等にも活躍の場を広げている。

筑前 翠瑶(ちくぜん すいよう)

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昭和30年に新派入団。伊志井寛に師事。45年に幹部昇進。

「佃の渡し」お槙、「遊女夕霧」幇間、「狐狸狐狸ばなし」お染などさまざまな当たり役がある。コミカルな役どころから女形役まで多彩な役で活躍している。

鈴木 章生(すずき あきお)

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昭和63年新派入団。安井昌二に師事。平成10年幹部昇進。

若手男優の中でも経験豊富で「婦系図」万吉、「明日の幸福」寿雄「佃の渡し」栄之助などの大役を演じている。役作りにも熱心で芸域が広く、新派を支える男優の一人として活躍している。

児玉 真二(こだま しんじ)

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平成3年劇団新派入団、菅原謙次に師事。17年に幹部昇進。

「深川の鈴」の信吉や「佃の渡し」の辰市などの役から、味のある声質を生かした職人や物売りなど芝居の風情を出す役でも活躍している。今後の新派の舞台での活躍が期待される男優である。

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