世界初演

ケヴィン・プッツ《めぐりあう時間たち》

The Hours - Kevin Puts

上映期間
2023年23日(金)~29日(木)

※東劇のみ2/23(木)まで3週上映

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80年の時を経て重なり合う3つの人生!R・フレミングら豪華キャストで贈る話題のオペラの世界初演!

人気作家、主婦、ジャーナリスト…3つの時代に生きる3人の女性の人生を変えた1日の物語。ピューリッツァー賞に輝く名作の映画化を下敷きにしたまったく新しいオペラが、METの舞台で世界初演! 初オペラ《静かな夜》でピューリッツァー賞を受賞した天才K・プッツが、R・フレミング、K・オハラ、J・ディドナートの三大歌姫とタッグを組む。3つの女声が絡む三重唱は、オペラならではの魅惑。本作に情熱を注ぐMET音楽監督Y・ネゼ=ゼガン、人気演出家のP・マクダーモットが紡ぐ心打つ時間に、ようこそ。

指揮:
ヤニック・ネゼ=セガン
演出:
フェリム・マクダーモット
出演:
ルネ・フレミング、ケリー・オハラ、ジョイス・ディドナート
上映時間:
3時間19分(休憩1回)
MET上演日:
2022年12月10日
言語:
英語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《めぐりあう時間たち》のあらすじ

1920年代のイギリス。心に病があり死に惹かれている人気作家のヴァージニア・ウルフは 、夫のレナードに見守られながら小説『ダロウェイ夫人』に取り組んでいる。だが、彼女は実の姉に想いを寄せていた。1950年代のロサンゼルスでは、第2子を妊娠中で一見幸せな生活を送っている主婦ローラが、親友キティへの想いに悩んでいる。2001年のニューヨークでは、編集者のクラリッサが、昔の恋人でエイズを患っている詩人リチャードの文学賞受賞を祝おうとしている。そのリチャードには、かつて母のローラに棄てられたトラウマがあった。ヴァージニアが小説の中で詩人を殺す決意をするとき、ローラとクラリッサも生と死の選択に向かいあうこととなる…。  text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • ヤニック・ネゼ=セガン

    Yannick Nézet-Séguin

    《指揮》

     

    ヤニック・ネゼ=セガン

    Yannick Nézet-Séguin

    《指揮》

    華麗な音色をたたえる躍動する音楽が魅力の、同世代で抜きん出た指揮者。探求心旺盛で主導力があるが、独りよがりにならずにオーケストラや歌手と極めて協調的。だから結果が出せる。1975年モントリオール生まれのフランス系カナダ人で、C・M・ジュリーニに師事。2012年からフィラデルフィア管音楽監督を務め、2018年9月にはMETの第3代音楽監督に就任。LVへの出演も数多く、今シーズンは《ローエングリン》《チャンピオン》にも登場。

  • フェリム・マクダーモット

    Phelim McDermott

    《演出》

     

    フェリム・マクダーモット

    Phelim McDermott

    《演出》

    演劇やミュージカルとオペラの間を行き来し、映像などを駆使したユニークな空間を創出し、観る人にインパクトを与える鬼才。1963年、英マンチェスターに生まれ、舞台で演じながら多彩なプロダクションの企画、演出に携わり、数々の賞を受賞。2022年に舞台化した『となりのトトロ』の演出も話題。

  • ルネ・フレミング

    Renée Fleming

    《クラリッサ・ヴォーン》

     

    ルネ・フレミング

    Renée Fleming

    《クラリッサ・ヴォーン》

    ソプラノ

    モーツァルトやベルカントからマスネ、R・シュトラウスまで、あらゆる歌唱スタイルに適応し、深い精神性まで表現できるソプラノ。1959年に米ペンシルベニア州に生まれ、NYで育つ。両親が声楽家で幼少期から声楽を学ぶが、最初はジャズのステージも経験。この寄り道も糧になり、持ち前のリリックな声を縦横に操って各国語のオペラを理想的に歌う。88年にオーディションに合格して以来、METの女王として君臨。近年のLVは16-17《ばらの騎士》が出色。

  • ケリー・オハラ

    Kelli O’Hara

    《ローラ・ブラウン》

     

    ケリー・オハラ

    Kelli O’Hara

    《ローラ・ブラウン》

    ソプラノ

    ブロードウェイ、オフ・ブロードウェイで数々のミュージカルに出演する女優兼歌手。1976年にオクラホマ州に生まれ、大学では声楽を学んだ。2000年に『ジキルとハイド』の代役でブロードウェイにデビュー後、たちまち注目され、05年からはトニー賞に重ねてノミネート。15年に渡辺謙と共演した『王様と私』でついに主演女優賞に輝く。14-15《メリー・ウィドウ》でMETデビューし、同時にLVに初登場。17-18《コジ・ファン・トゥッテ》ではデスピーナを歌った。

  • ジョイス・ディドナート

    Joyce DiDonato

    《ヴァージニア・ウルフ》

     

    ジョイス・ディドナート

    Joyce DiDonato

    《ヴァージニア・ウルフ》

    メゾソプラノ

    声を技巧的に操る力でだれにも負けないメゾソプラノ。200年前の卓越した歌手のように歌える。1969年に米カンザス州に生まれ、当初はミュージカルも志向し、大学卒業後にオペラを本格的に志すとたちまち頭角を現す。2001年のスカラ座《ラ・チェネレントラ》以来、世界の主要歌劇場の常連に。LVは14-15《湖上の美人》で圧巻のベルカントを、17-18《ノルマ》では端正で美しいフレージングを、19-20《アグリッピーナ》ではバロックの装飾歌唱の粋を聴かせた。

  • カイル・ケテルセン

    Kyle Ketelsen

    《リチャード》

     

    カイル・ケテルセン

    Kyle Ketelsen

    《リチャード》

    バスバリトン

    セクシーで滑らかな美声が魅力のアメリカのバスバリトン。どの音域も磨かれた品格のある声を響かせる。アイオワ州出身で、生地の大学卒業後、METナショナル・カウンシルをはじめ数々の賞に輝く。アメリカの主要劇場はもちろん、英国ロイヤル・オペラなど活躍の場は広い。LV初登場。

  • キャスリーン・キム

    Kathleen Kim

    《バーバラ/ミセス・ラッチ》

     

    キャスリーン・キム

    Kathleen Kim

    《バーバラ/ミセス・ラッチ》

    ソプラノ

    透明で軽やかな声を自在に転がし、超高音まで軽々と響かせる韓国系アメリカ人ソプラノ。シカゴ・リリック・オペラとマンハッタン音楽学校で学び、2007年にMETの《フィガロの結婚》バルバリーナ役でデビュー。バイエルン州立歌劇場など欧州での活躍も目立つ。LV17-18《サンドリヨン》などに登場。

タイムテーブル

 

時刻の目安 項目 時間
開映前映像 CM&客席映像 約5分
1幕
本編 ◆オープニング・解説(C・バランスキー&MET総裁 P・ゲルブ) 約88分
第1幕
休憩  特典映像 ◆インタビュー(R・フレミング&J・ディドナート&K・オハラ) 約15分
◆インタビュー(演出 P・マクダーモット、振付 アニー=B・パーソン
美術・衣裳 T・パイ、照明 B・ポエット、プロジェクション・デザイン F・ロス)
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約10分
特典映像 ◆インタビュー(作曲 K・プッツ& 台本 G・ピアス) 約12分
◆2022-23シーズン予告
◆インタビュー(指揮 Y・ネゼ=セガン)
2幕 本編 第2幕 約61分
カーテンコール&クレジット 約8分
開映後上映時間:3時間19分

 

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