MOVIXさいたま『連獅子』こども向け歌舞伎講座付き上映会レポート

1月22日（土）MOVIXさいたまにて

さいたま市との連携事業としてシネマ歌舞伎『連獅子』の こども向け歌舞伎講座付き上映会を実施しました。

お集まり頂いたのは、事前にご応募いただいた約30名のさいたま市在住の小学１～６年生とその保護者の方。

さいたま市の文化事業の取り組みの一環として、ご参加の市民の方は無料でのご招待となりました。

30分間の歌舞伎講座には、松竹歌舞伎アカデミー こども歌舞伎スクール寺子屋 の歌舞伎演技部門の指導講師 春千景先生が登壇。

まず初めに、歌舞伎の簡単な歴史の説明がありました。

歌舞伎について知って頂いた後は、いよいよお座席から立ちあがって実技のお稽古です。

和のお稽古には欠かせないご挨拶の仕方から始まり、歌舞伎独特の効果音である「附け打ち」と共に歌舞伎子役の「見得」を行いました。

「見得」とは歌舞伎独特の演技の一つで、大切な場面でお客様の注目を集めるためにポーズを決めることです。

▲講座の様子（みんなで附け打ちの音に合わせて見得をします）

今回は、特別に実際に歌舞伎の舞台で活躍する附け打ちの大熊史朗さん（歌舞伎座舞台）にゲストとして参加して頂き、初めて歌舞伎に触れるお子様も多い中、大迫力の附け打ちの音と共に格好良く見得をすることが出来ました！

実技のお稽古の後には、上映作品シネマ歌舞伎『連獅子』についての解説がありました。

写真をご覧頂きながらの演目のあらすじやみどころの説明の後、約60分間のシネマ歌舞伎上映が行われました。

迫力ある映像や音で、初めて歌舞伎に触れるお子様も夢中で御覧頂いた様子でした。

上映会終了後は、シアター入口にあるフォトスポットで思い出の1枚をパシャリ。

▲フォトスポットの様子（≪月イチ歌舞伎≫アンバサダーのかぶきにゃんたろうのパネルも登場！）

ご参加頂いたさいたま市の皆様、本当にありがとうございました！

アンケートでは、

「今回の上映会を通して歌舞伎の楽しさを知ることができた！」（お子様より）

「子供に伝統芸能に触れさせたく参加したが、上映会の後にこどもが歌舞伎の見得を切っている様子を見て、参加して良かったと思った。」（保護者様より）

「歌舞伎座で観たことはあったが、シネマ歌舞伎ではアップで観ることが出来たり、迫力の映像で楽しめた。」（保護者様より）

等のお声を頂き、歌舞伎やシネマ歌舞伎の魅力を味わって頂けた様子でした！

今後も、お子様を始めとした多くの皆様に、日本の伝統芸能である歌舞伎の魅力をお伝え出来ましたら幸いです。

こういった取り組みにご興味のある自治体や学校団体がおありになりましたら、ぜひお問い合わせくださいませ！

お問い合わせ先：

松竹株式会社　演劇ライツ部演劇事業室　シネマ歌舞伎担当　

メール cinema_kabuki@shochiku.co.jp