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鳴物ワークショップを行いました!

 こんにちは!寺子屋事務局です!

 12月8日と9日の二日間にわたって、鳴物ワークショップを行いました。

 

 これらのワークショップには、寺子屋統括講師である田中傳左衛門先生をはじめ、田中傳九郎先生、望月太佐一郎先生、望月太喜十郎先生、梅屋陸人先生、田中傳十郎先生にお越し頂きました。

 

12月8日

 この日は、寺子屋五期生の皆さんが、楽太鼓のお稽古をしました!

 

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 お手本を見せて頂いたあとに、基本の打ち方である「一番太鼓」に挑戦!

 最初は、「どんどん どんとこい」という声にあわせて、手で打ち方のリズムを学んでいきます。難しそうにしながらも、先生に教えてもらいながら頑張ってリズムをたたいていました。

 

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 そのあとのミニ発表会では、保護者の方の前で練習の成果を披露。そして最後には、「着到(ちゃくとう)」という歌舞伎の開場時に演奏される音を、先生方に間近で演奏して頂きました。

 

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 初めて太鼓をたたく経験をして、音の迫力や、演奏する楽しさ、難しさなどを肌で感じて頂けたのではないかと思います。

 

12月9日

 次の日は、寺子屋四期生(発展コース)の皆さんが、「おはなしに音をつけよう」(企画:神奈川芸術劇場)というプログラムのもと、「三枚のお札」のお話に音をつけることに挑戦しました。

 前日に引き続き、田中傳左衛門先生はじめ鳴物の講師の皆さまと、劇団新派の磨貴こずえさんにお越し頂きました。磨貴さんには、「三枚のお札」の朗読をして頂きました。

 

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 はじめに傳左衛門先生より、鳴物の楽器を実際に音を鳴らしながらご紹介して頂きました。

 鳴物の楽器はとてもたくさん種類があり、それぞれ音や音色も様々です。

 生徒たちも真剣な様子で聞き入っていました。楽器の素材などについても説明して頂き、大変勉強になったと思います。

 

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 次に、それぞれのグループに分かれて、「三枚のお札」にどのような音がつけられるか考えていきました。お話の文章から音を考えてみるのは、とても想像力のいる作業です。

 

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 最後の発表では、磨貴さんの臨場感あふれる朗読にあわせて、それぞれグループごとに担当した部分をつなげ、みんなで一つの物語の音を完成させました。

 鳴物の楽器やその音、そして物語に音をつけるということについて、楽しみながら学ぶことのできたワークショップとなりました。

 

 

 基礎コースと発展コースの皆さんに参加して頂いた今回の鳴物ワークショップ。

 舞台における音や音楽の重要性についても改めて考えさせられる貴重な経験になったのではないかと思います。

 

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