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シネマ歌舞伎20周年企画【前田航基のシネマ歌舞伎試写室vol.11】『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』(松也版)

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シネマ歌舞伎20周年アンバサダー前田航基さんが、俳優として、シネマ歌舞伎初心者として、独自の視点でシネマ歌舞伎の魅力をアピールする連載企画【前田航基のシネマ歌舞伎試写室】。

今回は、1月23日(金)上映開始の《月イチ歌舞伎》『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』(松也版)を、全国公開より一足先に視聴していただきました!

(以下前田航基さんよりコメント全文)
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みなさんこんにちは。
明けましておめでとう御座います!
新年が始まって早22日。
たった22日、されど22日。
実りのある一年にしたいものです。

さて、今年最初の前田航基のシネマ歌舞伎試写室です!
今月は『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』(松也版)で御座います。

あれ??この前と同じタイトル??

そうです!
でもカッコの中にご注目いただきたい!
今回は尾上松也さんが《ライ》を演じられてるバージョンです!

前回のシネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』(幸四郎版)で、《サダミツ》を演じられていた松也さんが《ライ》を、《ライ》を演じられていた松本幸四郎さんが《サダミツ》を演じられています。

同じ脚本をお二人それぞれの解釈で演じられている訳です!
こんな贅沢な見方を出来る作品もそう多くないはずです。
しかも、シネマ歌舞伎なので表情など細かいところまで見比べられて、舞台なのにどこでも特等席!

幸四郎さんの《ライ》は野望家で根っからの悪党という感じがして、後半に進むにつれどんどんと観てられないくらいの破滅へ向かっていく様が痛々しくて堪らない印象でした。

松也さんの《ライ》は初めはまだ戸惑いがあると言うか、葛藤があるように見え、時折優しさにも感じられる表情が伺える気がしました。
その分、後半は野望に魅せられ呑まれていく様に少し同情の余地がある様に感じました。

お二人とも違った解釈の最高到達点で、どちらも魅力的な《ライ》でした!

幸四郎さんバージョンを観られた方は見比べられる贅沢を、観られてない方はラストチャンスを是非ご堪能ください!

『歌舞伎NEXT 朧の森棲む鬼』(松也版)は1月23日(金)〜全国の映画館で上映されます!

是非劇場でご覧下さい!

よろしくお願い致します!
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皆様のご来場を心よりお待ちしております。