ビゼー《カルメン》

Carmen - Bizet

上映期間
2021年212日(金)~218日(木)

※東劇のみ2/25(木)までの2週上映

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《カルメン》に関する最新情報

2024年03月04日
《カルメン》みどころレポート
2024年03月01日
《カルメン》現地メディア評

男と女のすれ違いを描いた永遠の愛の悲劇!ヒットメロディ連なる大人気オペラ!

奔放なジプシー女に魅入られたその瞬間、真面目な兵士の転落が始まる・・・。現代にも通じる永遠の愛の悲劇をヒットメロディの数々で綴った大傑作オペラ!圧倒的な美貌と美声で世界に衝撃を与えたE・ガランチャのカルメンは必見!相手役R・アラーニャとのケミストリーも奇跡的だ。フラメンコがこだまするR・エアのダイナミックな演出、MET音楽監督への出発点となったY・ネゼ=ゼガンの鮮烈なMETデビューと、話題満載の極上の舞台。これを見ずして《カルメン》は語れない。

指揮:
ヤニック・ネゼ=セガン
演出:
リチャード・エア
出演:
エリーナ・ガランチャ、ロベルト・アラーニャ、バルバラ・フリットリ、テディー・タフ・ローズ 
上映時間:
3時間28分(休憩1回)
MET上演日:
2010年1月16日
言語:
フランス語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《カルメン》のあらすじ

19世紀のスペイン、セヴィリャ。連隊の伍長ドン・ホセは、いずれ故郷に帰って幼なじみのミカエラと結婚する日を夢見ている。そんな彼の前に、自由奔放なジプシー女のカルメンが現れた。カルメンの手管に魅入られたホセは、けんか騒ぎを起こして捕らえられたカルメンを逃がし、営倉に送られる。出所したホセはカルメンと逢引し、彼女の仲間である密輸を働く無法者の一味に加わる。しかし間もなくカルメンの心は花形闘牛士に傾いてゆき・・・。  text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • ヤニック・ネゼ= セガン

    Yannick Nézet-Séguin

    《指揮》

     

    ヤニック・ネゼ= セガン

    Yannick Nézet-Séguin

    《指揮》

    現代を代表するカリスマ指揮者のひとり。2018年よりMET音楽監督。鮮烈で生き生きとした音楽づくりで、作品に新たな生命力を吹き込む。新作オペラの紹介にも意欲的だ。本作で METデビュー、絶賛を博して、現在の音楽監督のポストへとつながった。1975年カナダ、モントリオール生まれ。一流歌劇場とオーケストラに定期的に登場する他、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督も務める。

  • リチャード・エア

    Sir Richard Eyre

    《演出》

     

    リチャード・エア

    Sir Richard Eyre

    《演出》

    映画、演劇、オペラと幅広く活躍し、ローレンス・オリヴィエ賞に輝くイギリスの名演出家。1943年生まれ。オペラ・デビューは94年ロイヤル・オペラの《椿姫》で、美人歌手A・ゲオルギューの主役起用もあって大成功を収めた。本作がMETデビューで、現在までMETの看板プロダクションとなっている。他に《マノン・レスコー》15-16 などがLVされている。

  • エリーナ・ガランチャ

    Elīna Garanča

    《メゾソプラノ》

     

    エリーナ・ガランチャ

    Elīna Garanča

    《メゾソプラノ》

    カルメン

    映画女優を思わせる気品のある美貌とスタイリッシュな美声、完璧な技術、卓越した表現力で世界を魅了するメゾの歌姫。1976年、ラトヴィアの音楽一家に生まれる。2003年、ウィーン国立歌劇場とザルツブルク音楽祭にデビューし、国際的に飛躍。本作で伝説的な成功を収め、スターの座を確固たるものにした。ベルカントを振り出しに、昨今は劇的な役柄へとシフトしている。《サムソンとデリラ》《ばらの騎士》《チェネレントラ》などLV出演多数。

  • ロベルト・アラーニャ

    Roberto Alagna

    《テノール》

     

    ロベルト・アラーニャ

    Roberto Alagna

    《テノール》

    ドン・ホセ

    現代を代表するスター・テノール。シチリアの血を引く甘く明るい声に近年は強靭さが加わり、ドラマティックな役柄もこなす大テノールへと進化している。1963年パリ生まれ。キャバレーの歌手からオペラに転じ、90年スカラ座《椿姫》、94年ロイヤル・オペラ《ロメオとジュリエット》などで大成功を収め、世界的なスター歌手の地位を固めた。METも常連で、LV出演も《蝶々夫人》《マノン・レスコー》《サムソンとデリラ》など多数。METの看板テノールの一人である。

  • バルバラ・フリットリ

    Barbara Frittoli

    《ソプラノ》

     

    バルバラ・フリットリ

    Barbara Frittoli

    《ソプラノ》

    ミカエラ

    美しい容姿とリリカルで表情豊かな声で聴衆を魅了するイタリアの名ソプラノ。1967年ミラノ生まれ。生地の音楽院に学び、1989年にフィレンツェ歌劇場でオペラ・デビュー。名指揮者R・ムーティの薫陶を受け、スカラ座の看板ソプラノとして活躍、モーツァルトやヴェルディの諸役で世界的な評価を得た。METには1995年《カルメン》のミカエラ役でデビュー、成功を収めてMETの常連となった。METやスカラ座の公演で来日を重ね、日本にもファンが多い。

  • テディ・タフ・ローズ

    Teddy Tahu Rhodes

    《バスバリトン》

     

    テディ・タフ・ローズ

    Teddy Tahu Rhodes

    《バスバリトン》

    エスカミーリョ

    厚みのあるよく響く美声、長身を生かした存在感で、オペラ、ミュージカル双方で世界的に活躍するニュージーランドのバリトン。1966年クライストチャーチ生まれ。マオリ族の血を引く。青少年合唱団に所属して歌に目覚め、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校に学ぶ。帰国して会計士の仕事につくがオペラへの情熱は持ち続け、1998年、シドニーオペラハウスにデビュー。以来、英語圏を中心に精力的に活動している。2008年《ピーター・グライムズ》でMETデビューし、本公演でM・クヴィエチェンの代役として歌い、大成功を収めた。

フォト&ムービー

タイムテーブル

 

時刻の目安 項目 時間
特別映像 特別ビデオメッセージ(MET総裁P・ゲルブ、MET音楽監督Y・ネゼ=セガン、E・ガランチャ) 約3分
上映前映像 CM&客席映像 約4分
1&2幕目
本編 ◆解説(R・フレミング) 約101分
本編 1幕目&2幕目
休憩 特典映像 ◆インタビュー(E・ガランチャ&R・アラーニャ、Y・ネゼ=セガン) 約8分
◆2009-10シーズン予告編 約1分
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約15分
特典映像 ◆インタビュー(B・フリットリ&T・タフ・ローズ、C・ウィールドン) 約9分
3&4幕目 本編 本編 3幕目&4幕目 約65分
カーテンコール&クレジット 約5分
開映後上映時間:3時間31分

 

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