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概要

受賞歴 ―活動の成果―

<長谷川伸賞>


「長谷川伸賞」賞状および楯
松竹大谷図書館は、昭和53(1978)年に開館20周年を迎え、この記念となる年に、第13回「長谷川伸賞」を受賞しました。長谷川伸賞は、財団法人「新(しん)鷹(よう)会(かい)」から贈られる賞です。新鷹会は、小説家・劇作家の長谷川伸を中心に、新しい文学の創造と開拓を目指すことを目的とした会で、長谷川伸没後は、その遺志と全遺産を継承して、財団法人として昭和38(1963)年に発足し、現在までその活動を続けています。

この賞は、大衆文芸や演劇、評論などで、地味ながら価値ある仕事を続け、世間にあまり知られてない人を発掘し顕彰することを目的としており、昭和41(1966)年の第1回より現在まで、年一回催されています。当館が所蔵する約23万点(当時)の演劇・映画の資料を広く一般に公開して社会文化に寄与した功績に対して、賞が授与されました。長谷川伸賞の受賞者は、個人での受賞者がほとんどで、団体での受賞は当館を含めて三団体のみとなっています。

開館20周年という節目となる年に受賞できたことは、活動の成果を示すひとつの出来事といえます。

<図書館サポートフォーラム賞>


「図書館サポートフォーラム賞」楯
平成に入ってからは、平成14(2002)年に第4回「図書館サポートフォーラム賞」を受賞しました。図書館サポートフォーラム賞は、「図書館サポートフォーラム」が設立した賞です。この会は平成8(1996)年に創立されました。図書館関係者・出身者で、各界で活躍中の人を中心に組織され、「現職者との連携のもとに相互の交流をはかりながら各種図書館活動の発展をサポートする」という趣旨で活動を行っています。表彰事業は、従来の枠にはまらないユニークな活動、社会的に意義のある活動を行っている者及び団体を表彰し、図書館活動の社会的広報に寄与することを目的としており、会の活動の中でも重要な事業となっています。

当館は、「国内随一の演劇・映画総合専門図書館を一民間団体として運営し、研究・教育など社会に貢献を続けている功績」が認められ、受賞しました。

<専門図書館協議会団体表彰>


「専門図書館協議会団体表彰」表彰状と記念品の時計
専門図書館協議会は官庁・地方議会・民間各種団体・調査研究機関・企業・大学など図書館、資料室、情報管理部門相互間の連絡と図書館活動の有機的連携をはかり、その向上と発展に資することを目的として活動している全国組織の任意団体で、現在約520機関が参加しています。

毎年、6月の総会の折に功績が認められる会員機関の表彰を行っていますが、平成21(2009)年は当館が表彰され、50年にわたる演劇・映画の専門図書館としての活動にエールを送っていただきました。

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