このたび、映画『盤上の向日葵』公開初日舞台挨拶の実施が決定いたしました。
ご参加には専用のチケットが必要となります。下記詳細をご確認の上、お買い求めください。皆様のご来場をお待ちしております。
※ご入場時、本人確認のため、チケット券面記載の「当選者様氏名(申込み登録された氏名)」と「身分証明書」をランダムで確認させて頂く場合がございます。当日は必ず【ご本人様氏名が確認できる身分証】のご持参をお願いします。詳しくは<本チケットの申込および入場に関する重要事項>よりご確認ください。
※弊社および劇場では、正規な販売方法以外で一般の方へ座席をご提供することは一切ございません。ご注意ください。
■公開初日舞台挨拶・詳細■
【日程】
10月31日(金)
【実施劇場】
丸の内ピカデリー1(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9F)
【実施時間】
13:25の回(上映後・舞台挨拶)
【登壇者】
坂口健太郎、渡辺謙、熊澤尚人監督(予定・敬称略)
※登壇者は、予告なく変更となる場合がございます。
【チケット料金】
2,200円(税込)均一 ※別途各種手数料あり
【チケット販売方法】
<チケットぴあ>にて販売いたします。
★先行抽選販売「プレリザーブ」
https://w.pia.jp/t/banjyo-movie/
■ 申込受付期間: 10月20日(月)12:00~10月26日(日)23:59
■ 抽選結果発表: 10月27日(月)18:00以降
■ 引換開始日:10月27日(月)18:00~
●プレリザーブとは? http://t.pia.jp/guide/prereserve.html
≪先行抽選販売に関する注意事項≫
※プレリザーブとは、事前のお申し込みの後、チケットを購入できるサービスです。
※必ずしも優先的に良いお席をご用意するものではありません。
※チケットのお申込は、お一人様2枚までとさせていただきます。
※チケット当選後の変更・払戻は出来ません。予めご了承ください。
※お申込多数の場合は抽選にて当選者を決定します。(先着順ではありません)
※お申込は受付期間中なら何時でも可能。(メンテナンス時間をのぞく)
★一般販売
■販売期間:10月28日(火)10:00~10月30日(木)16:00
≪一般発売に関する注意事項≫
※インターネットでお求めいただけます。
※ご利用可能な引取方法は、セブン‐イレブン、ファミリーマートのお店での発券となります。
※お席はお選びいただけません。
※必ず、コンビニにてお引換の上、劇場までお越しください。劇場でのチケット引換は出来ません。
※チケットの販売は、お一人様2枚までとさせていただきます。
■インターネット購入
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/banjyo-movie/
(毎週火・水 2:30〜5:30はシステムメンテナンスのため受付休止)
●チケット購入に関するお問合わせは、
https://t.pia.jp/help/index.jsp までお願い致します。
<本チケットの申込および入場に関する重要事項>
・チケット券面に購入者氏名が印字される場合がございます。
・ご入場時、本人確認のため、チケット券面記載の「当選者様氏名(申込み登録された氏名)」と「身分証明書」をランダムで確認させて頂く場合がございます。当日は身分証のご持参をお願いします。
・転売・譲渡などが発覚した場合は、理由の如何を問わず入場をお断り致しますので、予めご了承下さい。また、当日お越し頂いても、指定の身分証明書を紛失・お忘れ・不備があるなどの場合はご本人確認ができないため、いかなる場合でも入場をお断り致します。くれぐれもご注意下さい。
・転売目的でのご購入は、固くお断りいたします。また、転売で入手したチケットであることが発覚した場合には、ご入場をお断りさせていただく場合がございます。
<注意事項>
※いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場はお断りさせて頂きますので、ご了承ください。
※特別興行の為、ムビチケカード他、前売鑑賞券・各種招待券は、ご使用いただけません。
※全席指定席となります。お席はお選びいただけません。またチケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※ご購入の際は各種手数料がかかります。詳細は、ご購入の際にご確認ください。
※イベントおよび上映中は盗撮防止の為の、監視体制を取っております。場内でのカメラや携帯などのいかなる機材においても録音・録画・撮影は禁止しております。盗撮が行われた場合、ご退場頂くか上映を中止する場合がございます。不審な行為を見かけた方はスタッフまでお知らせください。
※当日は荷物検査を行わせていただく場合がございます。
※会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、中継カメラ、弊社記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ、YouTube等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
※インターネット・オークションへの出品その他の転売目的での入場券の購入及び転売はお断りします。株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、松竹株式会社はそれらのサービスの利用による出品、販売、購入により生じたトラブルについて一切の責任を負いません。
※営利を目的として転売された入場券及びインターネットを通じて転売された入場券は無効とし、当該入場券による御入場はお断りします。
※イベントの予定は、急遽変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※状況により、止む無くイベントを中止させて頂く場合がございます。
※いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※天候やその他主催者の判断により、舞台挨拶の開催中止や、登壇者などの内容が予告なく変更になる場合がございます。その場合も、交通費や宿泊費などの補償はいたしません。
※運営の都合により、会場への入退場、トイレのご利用を制限させていただく場合がございます。
※車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※お荷物のお預かりはできません。
※ご本人確認のため、身分証をご掲示頂く場合がございます。
※登壇ゲスト等へのプレゼントやお手紙、お花や差し入れなどはお受け取り出来ません。予めご了承ください。
※周りの方の視界を遮るようなグッズ(うちわ、横断幕など)、光度の強いペンライトなどの持ち込みはご遠慮ください。イベント進行の妨げとなる行為が見られた場合、イベントを中止させて頂く場合がございます。
※準備が出来次第、ご入場を開始致します。開演時間が近くなりますと入場口が混雑いたしますので、お時間に余裕をもってのご来場をお願いいたします。
※劇場周辺での出待ち・入待ちにつきましては、近隣のご迷惑となりますので、固くお断りいたします。
10月16日(木)に本作のジャパンプレミアが開催!
プレミアイベントには、アマチュアからプロ棋士へと異例の昇進を遂げた主人公の天才棋士・上条桂介役の坂口健太郎、坂口とは初共演で、将棋指しとしては超一流だが人間として最低な伝説の賭け将棋の真剣師・東明重慶役の渡辺謙、映画オリジナルキャラクターで過酷な運命と戦う桂介を愛し、見守る元婚約者、宮田奈津子役の土屋太鳳、現場に残された希少な将棋の駒を手掛かりに事件の真相を追い、桂介の過去を解き明かす刑事・石破剛志役の佐々木蔵之介、石破と共に行動し、自身もかつてプロ棋士を目指していた若き巡査・佐野直也役の高杉真宙、幼い頃には暴力を振るい、成長してもなお桂介に過酷な仕打ちをする父・上条庸一役の音尾琢真、悲惨な少年時代、桂介に将棋を教え、その才能を見抜く恩師・唐沢光一朗役の小日向文世、らキャスト陣、監督を務め原作者も絶賛する脚本も書き上げた熊澤尚人ら豪華ゲストが登壇!

将棋界に現れた若き天才・上条桂介役の坂口は「今日は華やかな雰囲気でジャパンプレミアが出来て光栄です。重厚なテーマの物語ではありますが、とてもいい雰囲気の中で撮影していたので、登場人物たちの生き様が皆さんの心に残ってくれたらいいなと思います」と挨拶。桂介に大きな影響を与える賭け将棋で裏社会に生きた男・東明重慶役の渡辺も「久々に血生臭い映画になりました」と宣言した。
続いて満員御礼の映画館に場所を移して行われた舞台挨拶では、大盛況となった釜山国際映画祭でのワールドプレミアでの様子がスクリーンに上映された後、一同一挙集結。坂口は「初めて日本の観客の方々に観ていただくので、ちょっと緊張していてフワフワした感じがあります。本作は登場人物たちの生き様を丁寧に切り取った作品です」と予告。役柄については「能動的にアクションを起こすというよりも、巻き込まれていく人間。役として生きる中で見たり聞いたり、その空間の中で生きる事を大事にしながら演じました。(壮絶な描写を映し出す)音尾さんとのシーンでは空っぽになる感覚があって、桂介の肩に手を置いてあげたくなるくらいきつかったけれど、彼は将棋に救われてもいたし、地獄に落とされた瞬間もあるだろうし。演じながらそんな感情がグルグルと回っていました」と報告した。
渡辺は「久々にいい加減で滅茶苦茶な男をやらせていただきました。なかなか好きにはなれない役かと思いますが、ぜひ可愛がっていただけると嬉しいです」と照れ笑い。役柄については「一貫性のない事この上ない!こいつ本当の事を言っているのか?と思う。だから僕の役の事は信用しないでください。でも演じていて楽しかった」と嬉々として手応えを報告していた。

そんな二人は初共演だが、渡辺は坂口について「彼とは似ている部分がある。オープンマインドで現場が好きで作品が好きでスタッフの事も好き。だから僕も一緒に現場に行きたくなる。そんな感覚を持った稀有な俳優です」と共鳴。大ベテランの渡辺からの絶賛にニヤニヤが止まらない坂口も「とても軽やかな方だとお会いして思いました。お会いする前はケンワタナベという認識でしたが、いい意味で“謙さんってこんな方なんだ…”と思わされた瞬間がありました」とリスペクトしきりだった。
謎の白骨死体の事件捜査を担当するベテラン刑事・石破剛志役の佐々木は「熊澤監督から言われたのは“昭和の刑事で泥くさくて足で稼ぐんだ”と。刑事部屋も締め切ってスモークを焚いて、でも向日葵が咲く季節ですよ?ずっと暑いんです。でも“汗をもっとかいてくれ”と。しかも口汚くてハラスメント講座しないと一発アウトな事を言ったりして。嫌な役やな~!と。もっと優しい言葉をかけろよ!と思いながらやっていました」と強烈な役柄に苦笑いだった。
そんな石破と事件捜査を担当する巡査・佐野直也を演じたのは高杉。「蔵之介さんに怒られながらやっていました…あ、石破剛志さんにだった」と笑わせつつ「蔵之介さんとは撮影中一週間くらい毎晩食事に連れて行ってもらった」と劇中の良きバディさながらのエピソードを回想。

物語の鍵を握る桂介の元婚約者・宮田奈津子役の土屋は、坂口とは初共演。坂口について「スタッフさんとよくお話をされているイメージで、カメラマンさんにボケてツッコまれたり。撮影中は向日葵がこうなるくらい(下を向きながら)暑かったのに、健太郎さんは元気にコミュニケーションを取られていました。座長さんが元気でいてくださるのはとても助かりました」とニコリ。
桂介の小学生時代に将棋を教えた恩人・唐沢光一朗役の小日向は「最近は日本映画が活気づいている中で、素敵な作品に参加出来て嬉しいです」と満足そうだった。
桂介の父親・上条庸一を演じた音尾は、坂口との灼熱のガチンコ場面に触れて「真夏の炎天下の中でぶつかり合いましたが、坂口君は普段から優しい方で。大変なシーンなのに合間に僕の事を気遣ってくれて…大好きになりました!」」とすっかりゾッコン。
この馬乗りになって音尾の首を絞める当該シーンに坂口が「あまりにも暑すぎて汗がダクダク音尾さんにかかってしまって。でも両手がふさがっているので汗も拭けないし、芝居としてやりづらいだろうなと思った」と反省の弁になると、音尾は「いやいや。ここでしっかり言っておきたいのは坂口君の汗は…しょっぱいです!それだけはお伝えしたい!」と謎報告。まさかの“暴露”に坂口が「それはそうでしょう!?」と爆笑する横で、渡辺は「そのシーンを観て笑われたらどうするんだ!?良いシーンなんだから!」と笑いながら呆れかえっていた。

先に行われた釜山国際映画祭でのワールドプレミアについて現地参加した坂口は「熱気は凄かったし、4,500人の観客の方々と一緒に自分の映画を観る経験はなかったので、ちょっと恥ずかしかった」と注目度の高さを物語り、渡辺も「4,500人のお客さんがどういうリアクションになるのか。ドキドキだったけれど壮観でしたね」としみじみ。Q&Aなどを行った熊澤監督も「上映後にスタンディングオベーションを頂いた時は感動。その熱にビックリしました」と大盛況に感激しきりだった。
本作において「人生を賭けて熱くなれるもの」として将棋が描かれていることにちなんで、「これなしでは生きていけない、イチ推しのもの」を発表。
釣り好きの音尾は「つりざお」、高杉はマイカーでの「出勤(通勤)時間」、実家が酒蔵の佐々木は「晩酌」、仲良しファミリーの土屋は「姉と弟」、愛妻家・小日向は「家族」、熊澤監督は「映画」と述べた。
一方、坂口は「お米」と言い「年々もっともっと白米が好きになっている。おにぎりの白米でもいける」とライス党を宣言し、渡辺は「阪神タイガース」といい「実は今日も18時から試合が始まっているんだけど…」と筋金入りの虎党ぶりを覗かせていた。

最後に渡辺は「結構マジな映画で、ここまで命懸けで生き切ろうとする男がいるのかと。そんなものが沢山溢れてきます。目を凝らして観てやってください」とアピール。坂口も「登場人物たちが瞬間、瞬間を命懸けで生きた証を盗み見していただいて、心に残ったら本作を大きく羽ばたかせるお手伝いをしていただけたら嬉しいです。きついシーンも目をそむけたくなる瞬間もあるかもしれませんが、僕らの生き様を見届けてください」と呼び掛け、観客の盛大な拍手と歓声と共にジャパンプレミアは幕を閉じた。
PayPayにて映画『盤上の向日葵』のカードきせかえが登場!
デザインは2種類。ぜひこの機会にきせかえをしてみてください!

<期間>
2025年10月17日~2026年1月31日
▼詳しくはこちら
https://paypay.ne.jp/event/kisekae-banjyo-movie/
10月16日(木)開催の映画『盤上の向日葵』ジャパンプレミアの模様を、LINE VOOM・YouTubeで生配信!ぜひお楽しみに!
ジャパンプレミア生配信
【日時】
10月16日(木)18:00頃~
【ライブ配信URL】
LINE VOOM:https://lin.ee/93ouGYs/lntl/cpx
松竹YouTubeチャンネル:https://youtube.com/live/LGvpcIZZuZU
『ナイトフラワー』のムビチケ前売券(カード・オンライン)を10/17(金)より発売いたします。
この機会に是非お買い求めください。
◆ムビチケカード券
一般 :1,600円(税込)
発売開始:10月17日(金)

発売方法:
<映画館窓口>
10月17日(金)全国の上映劇場(一部除く)にて 劇場OPEN~発売
※発売劇場はこちらをご確認ください。
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=nightflower
※発売開始時間の詳細などは、発売予定の各劇場にお問い合わせください。
<通販>
発売開始:10月17日(金)12:00~
メイジャー通販サイト:https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M59385602466
MOVIE WALKER STORE:https://store.moviewalker.jp/item/detail/3169/?ref=official
◆ムビチケオンライン券 ※カード券ではございません
一般 :1,600円(税込)
発売開始:10月17日(金)12:00~
購入者限定鑑賞特典:ムビチケデジタルカード
ムビチケ前売券(オンライン)でご鑑賞後に、映画の絵柄と鑑賞記録がセットになった、
「ムビチケデジタルカード」をプレゼント!
※ご鑑賞後、ご購入時に登録されたメールアドレス宛にお届けします。

ムビチケ前売券(オンライン)のご購入はこちら(https://ticket.moviewalker.jp/film/090135)から!
豪華キャストが集結した内田組撮影現場レポート!
笑顔溢れる撮影風景を収めたメイキング写真も到着!
トランスジェンダーの主人公と少女の絆を描き、日本中の心を震わせた感動作『ミッドナイトスワン』から 5 年。内田英治が原案・脚本・監督を手掛けた渾身のオリジナル作品の撮影が、2024 年 11 月下旬から約1か月間、関東近郊を中心にオールロケで行われました。生活に困窮し、子供のためにドラッグの売人になることを決意する主人公・夏希を演じるのは、国民的人気俳優の北川景子さん。今回の北川さんは、全編ほぼすっぴん。⽩く化粧っけのない肌に、⻘く染めた髪。恰好もいたってカジュアルで、“身なりなんかに構ってられない”ギリギリの生活感がひしひしと伝わってきます。
子役の渡瀬結美さん(小春役)と加藤侑大さん(小太郎役)とは、撮影前のエチュードで仲を深めたようで、序盤から 2 人は北川に懐いていました。そんな家族の1シーンから撮影が始まると、朝から元気に走り回る小太郎を「ねむた…」と気だるそうにあしらう夏希。美しい横顔には日々の疲労の蓄積がにじむが、小太郎を黙らせようとガバッと抱きしめる姿には、我が子への愛情があふれています。その後早口の関西弁で子供たちをせかし自転車に乗せる芝居などが続くが、時には細かいアドリブも織り交ぜる北川のナチュラルさは想像以上。ちなみに夏希が話す関西弁は、関西弁の中で最もノーマルとされる“摂津弁”なのだが、撮影前に北川から「どこの方言にしますか?と製作陣に質問があったそうで、さすがはネイティブ関西人の北川ならではの着眼点。「お前は王将の回しもんか!」と絶妙な間合いで入れるツッコミなど、北川さんの“関西グルーヴ”が夏希に与えるリアリティは計り知れない!

ドラッグの売人という危険な世界に足を踏み入れる夏希に手を差し伸べ、ボディガードとして手を組む多摩恵を演じるのは、演じる役柄ごとに全く異なる顔を見せる実力派俳優・森田望智さん。北川さんと森田さんの関係性は本作の重要なポイントとなるが、内田監督の意向により、あえて 2 人は撮影初日まで会わないでいたそう。初日は、サトウ(渋谷龍太さん)の手下にボコられた夏希を成り行きで家まで送り、傷の手当をしてやる多摩恵といった順撮りに近いシークエンスだったが、初対面にして初共演とは思えないほどに2人の間には親密な空気が流れる。その後、小春が作ったオムライスをがつがつと頬張る多摩恵は、休みなく食べ続け見事完食!思わず「大丈夫ですか?」と声をかけるスタッフに、「大丈夫です~!早く食べ終えられて良かった(笑)」と多摩恵とは 180 度違うキュートな雰囲気で答えていました。また、夏希が多摩恵に「家族になってほしい」とどしゃ降りの中懇願するシーンでは、2人の熱演に涙するスタッフも。12 月末の雨降らしは過酷以外の何ものでもなかったが、ずぶ濡れになりながら「子供たちに未来見せてやりたいねん!」という夏希の魂の叫びを、全身で受け止める多摩恵。カットがかかった瞬間笑い合いながら抱き合う2人の姿は、孤独な女たちのシスターフッドを鮮やかに体現していました。

映画『マッチング』に続く内田作品への出演となる佐久間大介さんは、「内田さんは映像芝居の面⽩さを教えてくれた恩師」と語るほど並々ならぬ思いで挑む。トレードマークのピンクヘアを黒く染め、キラキラしたアイドルオーラを封印。明るさの中にも翳りのある瞳で幼馴染の多摩恵を一途に想い続ける海に投入しました。夏希と出会い危険な道へどんどんはまり込んでいく多摩恵に「どういうことだよ!」と激高する芝居場では、ロケ現場となった駐車場中に響き渡るような声量で熱演。激しいアクションもさすがの身体能力で軽々とこなし、ボロボロの“裂傷メイク”が施された自分の顔を見て「いって~!痛くないけど!(笑)」と終始内田組を楽しんでいました。

本作が俳優デビューとなる渋谷龍太さんは、「緊張しました」と語っていたのが嘘のように悠然たる佇まいで夜の街を仕切る麻薬密売の元締め=サトウを怪演。「じ~っと蛇みたいに(夏希を)見て」という監督の演出通り、不気味な妖しさの中にも抗いがたいオーラのあるサトウを着実に作り上げていきます。違法ドラッグをさばくサトウのアジトでのシーンは、北川さん、森田さん、佐久間さん、渋谷さんが顔を揃える貴重なシーンでもあったが、意外にも現場の雰囲気は和気あいあい。サトウの部下たちは全員治安悪めのルックだが、「ちょっと礼儀正し過ぎるよ!」と監督がイジリ全員が笑顔になるなど、シーンとは対照的な空気感の中で順調に撮影は進んでいきました。

撮影最終日は年の瀬も押し迫った 12月末。夏希たち家族と多摩恵が揃う、本作を象徴するような“疑似家族”の温かいシーンとなりました。子供たちからの挨拶に始まり、笑顔に包まれたクランクアップで北川さんは、「夏希ほどではないですが私も日々追い立てられるように生活しているので、夏希には共感しやすかったです」と、実生活と重ね本作への思いを吐露。「夏希は、誰か周りに⽀えてくれる人、助けてくれる人がいれば道を踏み外すことはなかった人です。家庭に恵まれず、社会の救いの手が行き届かないという状況で、必死にもがき、生きようとします。子どもを守りたいという母の強い想い、腐った世界でもなんとか前向きに生きようとする泥臭さを、見守っていただけたら幸いです」と力強く語りました。
モラルや正論を飛び越えたひとりの母親のたくましい生きざまを、是非スクリーンで見届けてください!!
皆さまこんにちは。OZU活のすすめ第7回は蓼科をご紹介します。9月20日・21日の2日間、長野県茅野市で開催された「小津安二郎記念・第28回蓼科高原映画祭」へ行ってきました。蓼科を愛した小津監督にちなんで平成10年にスタ […]この作品をエモーショナルに彩るサザンオールスターズの主題歌「暮れゆく街のふたり」。映画のエンドロールでのみ流れる予定だったが、この楽曲をめぐる新展開が明らかになった。
なんと、桑田佳祐が本作のために“口笛バージョン”を新たに録音!この映画だけの特別バージョンが本編の重要なシーンに劇中曲として流れることが決定!
桑田佳祐が主題歌を映画の劇中曲として特別アレンジすることは、今回が初!また、主題歌「暮れゆく街のふたり」をフィーチャーした「主題歌特別映像」もこのたび解禁となる。
昨年、映画『盤上の向日葵』の製作陣は「切なさや哀しさ、愚かさも含め、必死に生きていく人間たちへの応援歌がほしい」と、この物語の主題歌をサザンオールスターズに依頼。完成直前の本編を見た桑田佳祐は楽曲提供を快諾し、最新オリジナル・アルバム「THANK YOU SO MUCH」のために制作を進めていた楽曲のひとつ「暮れゆく街のふたり」を「主題歌にしていただくのはどうか?」と提案。人間の情念を支える力強い声と、ドラマ性に満ちた楽曲の世界は、物語のラストシーンからエンドロールに寄り添い、映画の内容と余韻を深める印象的な主題歌として本編の締めにピッタリとはまった。
だが、熊澤尚人監督やプロデューサー陣の仕事は、ここで終わりではなかった。
「暮れゆく街のふたり」の作詞・作曲をした桑田佳祐が、楽曲制作に着手した当初、“仮歌”として歌ではなく口笛を吹き込んでいた、という裏話を聞いた製作陣は、主題歌チームと相談しつつ、「口笛を本編に活かすことは出来ないか?」と、完成させたばかりの映画を編集し直すことを決断する。
物語の中盤、生き方を模索していた主人公・桂介が、故郷にも通ずるような向日葵畑で亡くなった母を思い出す。ふと現実に立ち戻ると、そこには別の女性の姿が。
それが農園で働く奈津子(土屋太鳳)との、そして新しい生き方との出会いだった・・・という大事なシーンを再編集。
当初は無かった映像を織り交ぜ、“口笛バージョン”を流すという構成を相談したところ、桑田もこの再編集版に賛同。全国ツアー中に“口笛バージョン”を改めて録音し、新たに映画のためだけの特別バージョンを完成させた。
桑田佳祐はかつて、自身が監督した作品である『稲村ジェーン』(90/監督:桑田佳祐)で映画の劇伴を手掛けたことがあるが、今回の“口笛バージョン”のように主題歌として提供した楽曲を、映画の劇中曲として特別にアレンジすることは初となる。
桑田と映画製作チームの“セッション”ともいうべき異例の展開が、スペシャルな<映画用オリジナルバージョン>を生むこととなった。
桑田佳祐は「仮歌を口笛でやっていて、これがいいという話になりまして、ツアー中に口笛を入れ直しましたんですよ。それが向日葵畑のシーンで使われることになりました」と、自身のラジオ番組で経緯を語りつつ「またあらためて、劇場で観ようと思います」と自らの言葉でリスナーたちに向けて、完成版への大きな期待をにじませた。
熊澤尚人監督は「このように別バージョンの楽曲を特別に作っていただけることは、普通はないとのこと。映画の中でポイントになる、主人公の決断をこの曲で盛り上げることができたのは、大変嬉しいことでした」と感激を隠さない。
桑田佳祐による“口笛バージョン”の映画用オリジナル楽曲が流れる「向日葵畑」の場面にぜひご期待ください。
劇中曲の発表と共に解禁となったのは「主題歌特別劇映像」。サザンオールスターズによる主題歌はもちろん、実力派の豪華俳優陣が集結した本作。解禁された「主題歌特別映像」には初公開となる場面が印象的に盛り込まれている。
貧しいながらも優しかったころの父との思い出、辛く孤独な少年時代に、将棋だけではなく人のぬくもりを教えてくれた恩師との日々。そして東明に連れて行かれた雪深い東北地方への旅打ち。盤上に現金が飛び交う真剣師たちの息詰まる戦いに引き込まれる桂介。死体とともに発掘された将棋の駒「菊水月」の謎を追う刑事たちの姿。桂介を案じ、思い悩む奈津子の姿ー。
さまざまな出会いと別れを経た桂介が、人生を賭けたタイトル戦へと踏み出していく決意の眼差し。桂介をめぐる光と闇の物語を、切なさと温かさに満ちた桑田佳祐の歌声が包み込み、「何があっても生き切るんだ!」というメッセージを力強く伝える2分間の映像となっている。
また、解禁となった「主題歌特別映像」を60秒にカットダウンしたものが、10月3日(金)から 10月30日(金)まで、全国のSMT系映画館で全スクリーンの幕間映像として流れることになっている。
熊澤監督のコメント
主題歌をサザンオールスターズさんにお願いできるかも?という事になり、映画を観ていただいたところ大変気に入っていただけ、桑田さんが主題歌と、その口笛バージョンを作ってくれました。こんな素晴らしい口笛バージョンがあるなら、映画に生かそうと編集をやり直し、桂介が向日葵畑を通り、昔を懐かしみ、母を思い出す箇所に、口笛バージョンが流れる構成でお見せしたら、桑田さんにも大変喜んでいただけました。このように別バージョンの楽曲を特別に作っていただけることは、普通はないとのこと。
映画の中でポイントになる、主人公の決断をこの曲で盛り上げることができたのは、大変嬉しいことでした。
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