映画・アニメの世界

【作品データベース】マダムと女房

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・56分
日本映画史上初の本格的トーキー作品。1931年に土橋武夫・土橋晴夫兄弟が国産の「土橋式」トーキーの開発に成功し、これを受けて城戸四郎が本作を製作。全編同時録音で撮影され、カットの変わり目で音が途切れぬよう、3台のカメラを同時に回して撮影された。初のトーキー映画を意識していると見え、全編にわたってラジオの音声や猫の鳴き声、目覚まし時計の鳴る音など日常生活の音が数多く取り入れられている。1931年度のキネマ旬報ベストテンで第1位にランクインされた。


STORY
郊外の静かな文化住宅に引越してきた劇作家の芦野新作(渡辺篤)。ところが、隣家のジャズがうるさく仕事がはかどらない。がまんしきれず隣家に怒鳴りこむが、その家のモダンなマダム(伊達里子)の美しさにすっかり参ってしまい、ジャズの『ブロードウェイ・メロディ』を口ずさみながら帰宅する始末。新作は女房(田中絹代)が怒っているのにも気が付かず、順調に脚本を書き進めるのだが、妻は隣のマダムに嫉妬していた。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
渡辺篤
田中絹代
伊達里子
井上雪子
- スタッフ -
原作:北村小松
監督:五所平之助
脚色:北村小松
撮影:水谷文次郎

配給:松竹
©1931松竹株式会社

ジャンル:現代劇