映画・アニメの世界

【作品データベース】絹代の初恋 きぬよのはつこい

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・82分
何気ない平凡な日常生活に起きるロマンスと少しのペーソス。野村浩将の監督で、妹想いの姉役が田中絹代で、妹役が井川邦子。佐分利信演じるボンボン育ちの社長をめぐって、姉でありながら亡きお母さんの分まで妹の面倒を見て振る舞う姉が、妹の幸せを優先させる。


STORY
絹代(田中絹代) と 光代(井川邦子) の姉妹はホテルマンの父(河村黎吉)と3人暮らし。 しっかり者の 絹代 は母代わりとなって父と妹を面倒見、家の煎餅屋を切り盛りしているが、男に縁が無い生活をしている。 お転婆な 光代 は株屋で事務員として働いている。 老いた父は朦朧が始まり、仕事で失敗して、ホテルを馘になり、隠居することになる。 光代 の勤める会社の社長の若旦那 昌一郎 (佐分利信)は、家業を継がされようとしているが、仕事に身が入らない。 あるとき、昌一郎 は職場で弁当を食べている 光代 を見初める。 昌一郎 は 光代 に話かけるが、光代は遠慮のないずけずけとした対応をする。 そして、昌一郎 はそんな 光代 にますます惹かれるようになる。 昌一郎 は馴染みの芸者 房江(坪内美子)と歌舞伎を観ようとするが、すっぽかされる。 歌舞伎を観ようとするが売切で困っている 絹代 たちに特に名乗らず券を与える。 絹代 はそんな 昌一郎 に一目惚れしてしまう。 その後、昌一郎 は 光代 に自分のことをどう思うか訊くが、 光代は「一番いけないのは、やっぱり、ご自分の一生を賭けたお仕事の無いことだと思います」と率直に答える。 しかし、その率直な対応を見て、昌一郎 は 光代 への求婚を決意する。 絹代 は 光代 の縁談の相手が、一目惚れの相手だと気づくが、それを圧して、 光代を立派な花嫁として送り出すことを決意するのだった。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
河村黎吉
田中絹代
(河野敏子改め)井川邦子
佐分利信
水戸光子
- スタッフ -
原作:池田忠雄
監督:野村浩将
脚色:池田忠雄
撮影:高橋通夫
音楽:早乙女光

配給:松竹
©1940松竹株式会社

ジャンル:現代劇