お絹と番頭

公開日：1940年12月31日（火）

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作品情報

INTRODUCTION
上映時間・74分
足袋商のインテリ番頭(上原謙)と、彼に内心想いを寄せながらも反発ばかりしている一人娘(田中絹代)を軸に、野村浩将監督がその人間模様をユーモラスに描いた恋愛ドラマ。野村組の息の合った製作風景が目に浮かぶような微笑ましい正月映画。足袋商店・福屋の若い番頭“幸(こう)どん”(上原)と、福屋の一人娘で勝気なお絹(田中)は、喧嘩するほど仲のよい間柄。しかし、ある日“幸どん”は地主(河村)の娘との縁談を持ちかけられ、それを知ったお絹はいつもの元気を失い、部屋に閉じこもってしまう…。「与太者」トリオも福屋の職人として登場。

STORY
足袋商・福屋は若い番頭・幸どん（上原謙）を中心に大繁盛。しかし、福屋の一人娘・お絹（田中絹代）は、幸どんに想いを寄せながらも、会えば喧嘩ばかりしていた。そんなある日、福屋に幸どんと地主の娘との縁談が持ちかけられる。福屋の主人はお絹の気持ちを知りながらも、その話を承諾してしまう。それを知ったお絹はふさぎ込んで部屋に閉じこもり…。