映画・アニメの世界

【作品データベース】そよかぜ

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・60分
名曲「リンゴの唄」で贈る歌謡映画の名作。並木路子は、この映画で戦後のアイドル歌手第一号に…。戦後のGHQ(連合国軍総司令部)の検閲を通った第1号映画として知られる。レビュー劇場の照明係・みち(並木路子)。今日も舞台でスター歌手が歌う「リンゴの唄」という曲を聞いてうっとりしていた。そんな歌手志望の少女が、上原謙、佐野周二、斉藤達雄ら扮するバンドのメンバーたちに励まされ、やがて歌手としてデビューするまでを描いている。

STORY
みち(並木路子)は18歳の少女。母と一緒に劇場の裏方として働き、照明係を勤めながら歌手を夢見ている。楽団員たちはそんなみちの才能を見抜き、歌を教えていた。楽団リーダーの舟田や年長の平松はみちに優しかったが、横山とみちはお互い意識しながら、口を開けば憎まれ口の応酬になってしまうのだった。ある日、スター歌手の恵美が引退することになり、舟田はその後任にみちを推薦する。しかし劇場の支配人はいきなりの抜擢には難色を示し、みちはまずコーラスガールとして実績を積むことになった。バックコーラスとはいえ憧れのステージ、みちはより一層のレッスンに励む。コーラスガール仲間の話題は結婚や恋愛についてが主流。ピアニストの吉美の新婚生活や、舟田と歌手桜山幸子の恋愛の話を聞くにつけ寂しい思いをしていたみちは、横山の何気ないからかいに傷つき、リンゴ畑を持つ実家に帰ってしまう。楽団員たちが頭を抱えていたところに吉報が舞い込む。みちの実力を認めた支配人が、新番組のスターとして抜擢することを決めたのだ。楽団員たちは総出でみちを迎えに行く。横山とのわだかまりも解け、みちはついに夢に見た歌手としてステージに立つ。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
上原謙
佐野周二
並木路子
三浦光子
- スタッフ -
監督:佐々木康
脚本:岩沢庸徳
撮影:寺尾清
撮影:猪飼助太郎
音楽:万城目正

配給:松竹
©1945松竹株式会社

ジャンル:現代劇