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【作品データベース】母を慕いてははをしたいて

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・84分 京都作品
阿木翁助の原作を、池田忠雄、三郎に、中村定郎を加えた三人の共同執筆により、斎藤寅次郎が監督に当たっている。撮影は服部幹夫。主な出演は美空ひばり、坪内美子、日守新一、沢村貞子などのほか、清川虹子、坂本武、望月美惠子の脇役陣、田端義夫、近江俊郎等の歌謡歌手、淡島千景、灰田勝彦、晴彦兄弟、岡晴夫などの特別出演がある。

STORY
瀬戸内海の小島に、勘三(坂本武)おつな(沢村貞子)夫婦に育てられた弥生(美空ひばり)は生みの母で、京都の祇園に料亭を持った夏江(坪内美子)にひきとられて行く。勘三夫婦は弥生が実の娘のように可愛かったが、弥生の幸福を思って夏江に返した。夏江を棄て去った小倉進(日守新一)は現在の妻秋子(清川虹子)の許へ入夫して武男(西岡芳雄)という子供も出来たが、昔の罪を詫びる心から、弥生を引き取ることを申し出た。弥生を良家の娘として世に出したい心から、進の許へ渡したが、東京での弥生の生活は幸福ではなかった。しかし夏江はそうとは知らず、腹膜炎で弥生の踊りを見ながら死んだ。夏江の臨床に馳けつけた進を怒って秋子は離婚を決意するが、弥生の優しい心使いに自らを恥じ、改めて弥生たちとの新しい生活を始める。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
美空ひばり
田端義夫
近江俊郎
日守新一
坪内美子
清川虹子
灰田勝彦
川田晴久
岡晴夫
淡島千景
- スタッフ -
原作:阿木翁助
監督:斎藤寅次郎
脚色:池田忠雄
脚色:中村定郎
脚色:池田三郎
撮影:服部幹夫
音楽:上原げんと

配給:松竹
Ⓒ1951松竹株式会社

ジャンル:現代劇