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【作品データベース】牛若丸うしわかまる

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・115分 京都作品
企画は福島通人、八住利雄が脚本を書き、大曾根辰夫が監督に当たっている。撮影は竹野治夫。出演者は美空ひばりの二役、水島道太郎、薄田研二、水戸光子、桂木洋子の他、堺駿二、月形龍之介など。美空ひばりの「牛若丸」が児童ファンの喝采を博した。

STORY
牛若丸(美空ひばり)は常盤御前(水戸光子)の犠牲によって生き残り、鞍馬の山で新田ノ太郎吉光(月形龍之介)の監視の下に置かれていた。吉光の娘桔梗(美空ひばり)とは唯一の仲のよい遊び友達であった。一夜源氏再興を企てる金王丸(永田光男)、正近(堺駿二)、信時(大友富右衛門)、四郎丸の源氏四天王から、父頼朝の死や母常盤の身の上をきかされ、母に会いたさ一心で武芸にはげんだ。そして、遂に常盤の侍女なぎさ(桂木洋子)の手引で母を訪ねたが、その母は、「母と呼ばれる覚えはない」と牛若を冷たく追いかえした。その帰途五条の橋で弁慶(水島道太郎)に斬ってかかられたが、これをさんざんにあしらって参らせた。弁慶は、牛若に母でないといった常盤の首を斬って牛若の無念を晴そうとして彼女の館に忍び込み、かえって常盤の苦衷を聞かされて、改めて牛若を常盤に会わせてやった。清盛(海江田譲二)は成人する牛若を恐れて剃髪させようとするが、その直前、弁慶初め四天王が乗り込んで牛若を奪還し、金売り商人吉次(香川良介)の計いで奥州目指して落ちて行くことになった。一行が栗田口にさしかかったとき、追手の検非違使に取り囲まれてしまう。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
美空ひばり
水島道太郎
水戸光子
月形龍之介
桂木洋子
- スタッフ -
監督:大曾根辰夫
脚本:八住利雄
撮影:竹野治夫
音楽:鈴木静一

配給:松竹
Ⓒ1952松竹株式会社

ジャンル:時代劇