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【作品データベース】漫才学校・ガヤガヤホテルまんざいがっこう・がやがやほてる

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・57分 京都作品
『漫才学校 爆笑八人組』に引き続く漫才学校シリーズ第二回作。脚本は中山隆三。監督は穂積利昌、撮影は西川享の担当。出演者は前作同様八人組に蝶々・雄二、ワカサ・ひろし、いとし・こいし、Aスケ・Bスケのレギュラー。その他、関千恵子、高野真二、七浦弘子、花和幸助など。

STORY
ギャング退治で名を挙げた漫才学校では、暑さにもめげず勉強に懸命である。そこへ原野九郎太(永井達郎)という大男があらわれ、キャバレーに改造するから立退けという命令。蝶々先生(ミヤコ蝶々)以下の奮闘も空しく追い出されたみんなは、ひろし君(島ひろし)の一計で雄二(南都雄二)の故郷近江舞子で林間学校を開設することに決定した。着いてみると土地の代表者の大歓迎。実はこれは土地の繁栄につけこんで大儲けしようと、旅館組合長やホテルの支配人村山(竹田法一)や、原野らが代議士宮古女史を招待したのだが、蝶々先生が女史と瓜二つからおこった間違い。そこへ本物が現われたから大変である。蝶々先生と生徒は、ホテルで働いて弁償する事になった。馴れぬ仕事に一同大弱りなのを、ボーイの古川君(高野真二)や久子さん(七浦弘子)がそっと助けてくれた。その頃宮古女史に会いに原野と妾の市子(関千恵子)がホテルへやって来て、またもや女史と蝶々先生を間違え大騒ぎ。こんな時、市子の十万円の指輪が紛失、その嫌疑がこいし君(喜味こいし)にかかる。重なる災難に一同悲嘆にくれていると、雄二の叔父空念和尚(高屋朗)が演芸コンクールで賞金が十万円出ると知らせてくれる。一同大張り切りで珍版忠臣蔵を上演。ところがBスケ君(秋田Bスケ)が酔っ払ったり、宮古女史が間違って引張り出されたりで目茶苦茶、それがかえって受けて十万円を貰う事が出来た。この時、原野の本妻千代子夫人(水上令子)がやって来て、指輪は、原野が夫人のを持ち出し女から女へタライ廻しにしていたと判明する。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
高野真二
七浦弘子
南都雄二
ミヤコ蝶々
- スタッフ -
原作:秋田実
監督:穂積利昌
脚色:中山隆三
撮影:西川亨
音楽:上野山正男

配給:松竹
Ⓒ1957松竹株式会社

ジャンル:現代劇