映画・アニメの世界

【作品データベース】危険なラブレターきけんならぶれたー

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・48分 京都作品
安田重夫と元持栄のシナリオを、的井邦雄が監督し、石本秀雄が撮影した人情喜劇。

STORY
平和な湖畔の町で郵便集配人をやっている浅田花太郎(花菱アチヤコ)は、一人娘菜美江(冨士真奈美)と二人で暮していた。菜美江が町の大衆食堂ダイヤモンド軒の一人息子一夫(小坂一也)と恋仲になった。だが、一夫を養子にもらおうとした花太郎は、しっかり者のダイヤモンド軒女主人お敏(清川虹子)と言葉の行きちがいから大喧嘩となった。そんな時、同じ町の旅館雁の家の息子で、町一番の競艇選手である謙三(山下洵一郎)のもとに、彼に惚れた東京の踊り子ベニ子(春川ますみ)がやってきた。だが頑固者の雁の家の俊吉(堺駿二)は、グラマースタイルのベニ子を見て二人の結婚に猛烈に反対した。ベニ子はダイヤモンド軒に住みこんで、持久態勢に入ることになった。そんな騒ぎのうちに、町の呼びもの競艇レースの日が近づいてきた。町のボス大虎甚八(本郷秀雄)が、謙三に八百長レースを強要してきた。その頃、あくまで一夫と結婚するという菜美江に業をにやした花太郎は、彼女を謙三と結婚させると命令した。これを知ったベニ子は、怒って町中の男全部にラブレターを出して騒ぎを起した。びっくりした謙三は、競艇が終りしだい、ベニ子と結婚することを約束した。やがてレースの当日がやってきた。大虎一味はベニ子を監禁して謙三に八百長を強いた。注目のレースが始まった。その時、菜美江と一夫が、大虎一味からベニ子を救い出しにやってきた。花太郎と中村老巡査(横山エンタツ)もやってきて、大虎の一味は逮捕された。謙三はレースに勝ってベニ子と結ばれ、花太郎も菜美江と一夫の結婚を許した。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
花菱アチヤコ
冨士真奈美
小坂一也
清川虹子
- スタッフ -
監督:的井邦雄
脚本:安田重夫
脚本:元持栄
撮影:石本秀雄
音楽:鏑木創

配給:松竹
Ⓒ1959松竹株式会社

ジャンル:現代劇