映画・アニメの世界

【作品データベース】体当りすれすれ娘たいあたりすれすれむすめ

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・73分 大船作品
芦沢俊郎のオリジナル・シナリオを穂積利昌が監督したもので、コーラスグループの娘たちを主人公にした喜劇。撮影は西川亨が担当。

STORY
鎌倉カーニバルの雑踏の中で、ヒトデの研究家西条健太郎(伊藤雄之助)のボストンバッグを持ち逃げした男を捕えたのは、コーラス・グループ「ザ・スリーキャッツ」の恵子(九條映子)・ゆかり(有沢正子)・万里(中圭子)の三人だった。彼女らはその人だかりの中で、高校時代の友人孝子(木村洋子)に再会した。孝子は三人をパーティに招待した。ところが、このパーティが桃色グループの集まりで、警察の手入れをくったあげくに、「スリー・キャッツ」も週刊知性のトップ記事になってしまった。三人は名誉毀損と知性社に乗りこんだが、女編集長西条君子(浅茅しのぶ)にあしらわれた。恵子が君子の亭主を誘惑することを提案した。君子の亭主は、例のヒトデの研究家健太郎だった。三人は眠り薬をのませ、正体不明になった健太郎をアパートにかつぎこんだ。翌日、恵子は健太郎に、彼がヒトデの夢を見ている間に関係してしまったと言い張った。健太郎は、この話を甥のジャズ作曲家大森(杉浦直樹)に告白した。大森は才女ぶった君子に反感を持っていたので、三人の味方になった。大森は、君子をボーリング場に連れ出した。健太郎と恵子がボーリングに興じていた。君子は顔色を変えた。大森が「ザ・スリーキャッツ」のために新曲を書き、レコード吹込みのチャンスを与えてくれた。健太郎が家出をした。テストの日、孝子が控え室へ入って来た。彼女の父がレコード会社の重役をやっており、彼女が声をかければテストはすぐOKになるという。しかし、大森からおりて来れと言った。テスト盤の吹込みは、恵子が動揺して調子外れの声を出したため、めちゃくちゃになった…。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
九条映子
有沢正子
中圭子
杉浦直樹
伊藤雄之助
- スタッフ -
監督:穂積利昌
脚本:芦沢俊郎
撮影:西川亨
音楽:広瀬健次郎

配給:松竹
Ⓒ1959松竹株式会社

ジャンル:現代劇