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【作品データベース】忍術武者修行にんじゅつむしゃしゅぎょう

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・76分
『お夏捕物帖 月夜に消えた女』の安田重夫の脚本を、『新・二等兵物語 敵中横断の巻』の福田晴一が監督した忍術映画。『よさこい時雨』の片岡清が撮影した。

STORY
豊臣方が関ケ原の戦いに敗けた頃のオハナシ。紀州九度山の真田幸村(真木康次郎)は家臣にクジ引きさせ、猿飛佐助(三木のり平)と三好清海入道(花菱アチヤコ)の二人を駿府へ旅立せ、徳川方の動静を探らせることにした。腹心の美女お国から報告を受けた本多佐渡守(中村是好)は、江戸から伊賀流の忍者・芥田九郎兵衛(山路義人)を呼び寄せると共に、諸国の忍術使いを集めて、佐助に対抗させようとした。佐助は駿府に着くと、城内へ忍び入り、家康(上田寛)のキモを冷すが、某国の死の商人オッコール(ユスフ・トルコ)から連発銃買入れをはかっていることを知ると、報告のため九度山へ向った。清海にムチャな暴れ方をしないよう柔弱になる薬をのませるのを忘れなかった。三日後に佐助は帰伍した。連発銃と火薬を爆発させ、捕われている倉西備前守(小笠原省吾)を救出するという新しい使命をおびてである。自分とよく似た同宿の赤星(三木のり平)という忍術使いに佐助は挑戦し、石燈籠にしてしまうが、数日後、その赤星になりすまして、諸国から集まった忍術使いの群と共に佐渡の屋敷に入った。清海もカツラをつけて仲間にはいった。言い寄る九郎兵衛からお国を救けたことが、佐助と彼女の心を近づけた。忍術使いの群は秀頼の首を取れと命令され大阪へ出発するが、途中で佐助にみんな石の地蔵にされる。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
三木のり平
花菱アチヤコ
水原真知子
小笠原省吾
- スタッフ -
監督:福田晴一
脚本:安田重夫
撮影:片岡清
音楽:鏑木創

配給:松竹
Ⓒ1960松竹株式会社

ジャンル:時代劇