映画・アニメの世界

【作品データベース】痛快なる花婿つうかいなるはなよめ

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・67分
池田忠雄・中村定郎・芦沢俊郎・入江円の共同脚本を、『ふるさとの風』の原研吉が監督した下町喜劇。撮影は『わかれ』の森田俊保が担当した。

STORY
東海紡績販売課の白浜明夫(石浜朗)は恋人の千枝子(小山明子)と結婚したが、販売成績はよくなかった。新製品の売込みは芳しくなく、隣家の同僚、三浦(大泉滉)と共に、部長の杉山(トニー谷)や課長の水野(佐竹明夫)に怒鳴られ、家では千枝子にボロクソにいわれた。千枝子の実家は下町の玩具問屋だ。父の徳兵衛(三井弘次)は養子で、母のてる(桜むつ子)に頭が上らない。明夫も妻の実家の経済的援助を受けているので、不甲斐ない男と見られている。だから、徳兵衛とウマがあう。--明夫は千枝子と郊外に遊びに行った時、猟に来た杉山部長の病気の猟犬の代役を申し出、妻をフンガイさせた。千枝子は親友のバレリーナ・ユカリ(泉京子)にチエをつけられた。男なんて扱い次第よと。彼女は明夫を家に残して出かけ、新製品の大量契約に成功し、それを明夫の分として課長に報告させた。身代りセールスを知った課長は千枝子をスカウトにきた。何もしらなかった明夫は怒り、妻とケンカを始めたが、仲裁に千枝子の実家のトビ頭・松吉(山路義人)が入り、またその女房お梅(関千恵子)もかけつけ大騒ぎになるが、結局まるく納まる。--会社のヘッドセールス宇佐美(高野真二)が北海道に転勤になった。杉山と水野の製品横流しなどの不正を攻撃したからだ。明夫は同情し、接待役にされたファッションショーの会場で、社長の森沢(須賀不二男)に、杉山らの不正を告げ、宇佐美の留任を頼むが、逆に怒りを買った。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
石浜朗
小山明子
泉京子
日比野恵子
- スタッフ -
監督:原研吉
脚本:池田忠雄
脚本:中村定郎
脚本:芦沢俊郎
脚本:入江円
撮影:森田俊保
音楽:加藤三雄

配給:松竹
Ⓒ1960松竹株式会社

ジャンル:現代劇