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【作品データベース】続々番頭はんと丁稚どん ぞくぞくばんとうはんとでっちどん

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・82分
『番頭はんと丁稚どん』の映画化第三作。原作者・花登筺が自ら脚色し、的井邦雄が監督し、太田喜晴が撮影を担当した。フランク永井の出演が話題になった。宣伝の売り文句は、「崑ちゃんの初夢は快剣士に西部の男、アラビアの王様にプロレスラー等々とても強い颯爽崑松万歳の巻!」。

STORY
年末を控えて、七ふく堂に事件が勃発した。隠居(浪花千栄子)が、かな子(九条映子)の見合いの相手吉良貿易の若社長(岡田眞澄)から時価100万円もするエンゲージ・リングを預かり、店内で紛失してしまったのだ。かな子には次郎(フランク永井)という恋人がいるし、弁償をすれば七ふく堂は暖簾を下さねばならぬ羽目となった。京都の得意先に配った歳暮の中にまぎれこんだのかもしれないと、雁七(芦屋雁之助)と崑松(大村崑)が京都へやらされた。しかし指輪は見つからず、かな子は吉良へ嫁に行かねばならなくなった。このピンチを住吉の次郎に伝えようと、その使いを崑松に頼んだが、住吉のアパートで泥棒にまちがえられて大慌てになるも折よく現われた次郎に救われた。次郎は短波心霊術者と偽り七ふく堂へ。指輪の紛失した当時を再現した結果、餅つきの最中だったので、餅の中へ丸めこんだものと判断した。餅くいに丁稚たちが動員された。が、指輪は出てこなかった。結局、指輪はイミテーションで吉良の悪計ということが次郎、崑松の手柄で分った。明けて正月、喜びの隠居は丁稚たちに三日間の特別休暇を与えた。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
大村崑
芦屋小雁
九条映子
フランク永井
- スタッフ -
原作:花登筺
監督:的井邦雄
脚色:花登筺
撮影:太田喜晴
音楽:大森盛太郎

配給:松竹
Ⓒ1961松竹株式会社

ジャンル:現代劇