映画・アニメの世界

【作品データベース】痛快太郎 つうかいたろう

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・65分
池田博が自らの脚本をもって監督するアクション・コメディ。撮影は中島信雄が担当している。ポスターコピーは、「恋と喧嘩で人生修業!熱血山下が唄と鉄拳で大暴れ!」。

STORY
大友太郎(山下洵一郎)は、大友コンツェルンの会長虎之助(柳永二郎)の一人息子。彼はナイトクラブの歌手ピンキイ・山下(国景子)に首ったけで、見合いをさせようという虎之助の意見など聞こうともしない為、遂には勘当されてしまう。金の切れ目が縁のきれ目とばかりにピンキイには振られ、なじみの芸者ぽん太(中圭子)にまで素気なくされ、おまけに住んでいたアパートまで坦保にとられる始末。暴れた太郎は警察に留置され、弁護士の尽力で釈放されたが、大男に脅かされ宣伝カーに放りこまれた。荒野に置き去りにされた太郎は、彷徨い歩き、やがて娘に出会い、東京のチベット地帯であることを教えられた。娘は晴子(牧紀子)といい、猟師の金作爺さん(左卜全)との二人暮らし、近くのダム工事場で飯場の手伝いをしている。太郎はその家に世話になることになった。一方、虎之助は東京附近の山中にダムを建設中なのだが、その工事計画が三急電鉄のバス道路建設地と重なってシノギをけずっている最中だった。太郎は山裾の酒場で、亀吉(大泉滉)と飲みくらべをしていたが、殺し屋の熊(高城丈二)たちに喧嘩を売られた。彼らはバス道路工事の兼政組の人夫である。兼政組と乱闘となった。翌日、亀吉が行方をくらました。彼は兼政組のスパイだったのだ。太郎は自分の働いている所が父の会社のダム工事場であるのを知った。金作爺さんは虎之助の古い部下で、太郎がここに連れ出されたのも親心の計らいだったのである・・・。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
山下洵一郎
牧紀子
柳永二郎
高野真二
- スタッフ -
監督:池田博
脚本:池田博
撮影:中島信雄
音楽:いずみたく

配給:松竹
Ⓒ1961松竹株式会社

ジャンル:現代劇