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【作品データベース】続こつまなんきん お香の巻ぞくこつまなんきん おきょうのまき

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・88分
今東光原作の映画化『こつまなんきん』の続篇で、脚色・富田義朗、監督・酒井辰雄、撮影・倉持友一といずれも前作『こつまなんきん』の顔ぶれが揃う。

STORY
河内の農家の娘として生まれたお香(瑳峨三智子)の愛欲生活は、お香の家の馬が子供を生んだ日から始まった。それはお香と村の青年音吉(三上真一郎)が馬小屋で結ばれた日でもあったからだ。まもなく父親が死んだが、忌中にもかかわらず継母のお松(月宮弘美)は、大工の奈良吉(山路義人)を家に引きいれる始末だった。奈良吉はお香にまで手を出した。お香ははねつけたがお松は逆上し、天台院へあずけて尼にしようとした。お香は尼妙香となった。突然音吉が訪ねてきた。お香は音吉と彼の知人を頼って大阪へ出た。その知人というのがドヤ街のならず者で、お香はたちまち愚連隊仲間に輪姦されてしまった。お香はアルサロの女となり、あくどく稼いだ。音吉と楽しい家庭を築くために。だが、音吉は愚連隊の兄貴株になっていた。したたか酔ったお香は、彼女を目当てに通っていた恐妻家の薬種問屋の養子浅岡(藤山寛美)に抱かれた。情事は露顕したが、浅岡は家出してきた。お香は真面目に働いたが、浅岡は毎日酒びたりだった。お香は支配人の岩留(曾我廼家明蝶)に半年後に体を与える条件で、東京のマダム役を買って出た。浅岡は女房とよりを戻してしまった。お香は銀座の「すみれ」のマダムにおさまった。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
瑳峨三智子
三上真一郎
藤山寛美
杉田弘子
- スタッフ -
原作:今東光
監督:酒井辰雄
脚色:富田義朗
撮影:倉持友一
音楽:鈴木静一

配給:松竹
Ⓒ1961松竹株式会社

ジャンル:現代劇