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【作品データベース】続々々番頭はんと丁稚どん チヤンポン旅行ぞくぞくぞくばんとうはんとでっちどん ちやんぽんりょこう

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・84分
『番頭はんと丁稚どん』の映画化第四作。原作者・花登筺が自ら脚色し、的井邦雄が監督した。撮影は太田喜晴が担当している。ポスターコピーは、「丁稚にゃ強いが女に弱い鬼番頭の雁七が、モノスゴイことサギにかゝってサア大変!」。

STORY
大阪道修町の薬種問屋七ふく堂の小番頭雁七(芦屋雁之助)は、詐欺師谷淵(トニー谷)の情婦あけみ(佐乃美子)の色仕掛けにまんまとひっかかって500万円の商品を盗まれてしまった。退職願を出す雁七に、御隠居(浪花千栄子)は九州にたまっている大口の集金200万円を五日間で集めてきて責任をとれとの厳命で、雁七は築港から九州へ。その船に忍びこんだのは崑松(大村崑)、小松(芦屋小雁)、平松(芦屋雁平)の丁稚どんだ。別府へ着いたものの、崑松たちは全くの無一文。博多に歩いてきたものの、第一の集金先の博多堂は折からのどんたく祭りの真最中で、ケンもホロロに払ってもらえなかった。それでも、崑松たちは、行きずりに知り合った侠気の馬賊芸者お紋(清川虹子)にたっぷり御馳走になった。第二の集金先である長崎のバッテン堂へとやって来たが、バッテン堂は金を貸している蝶々夫人(ミヤコ蝶々)からとってくれという。一行は途方にくれてしまった。その頃、七ふく堂では跡とり娘のかな子(牧紀子)を追って、恋人の永井次郎(フランク永井)が長崎に旅立とうとしていた。次郎が子供の時、別れた妹へ出した手紙を誤解したかな子が九州へ家出してしまったからだ。そのかな子は、長崎ホテルで七ふく堂の社長と名乗る谷淵にあい、様子をさぐるため暫く彼の秘書代わりをすることになった。雲仙にやってきたかな子は、折からやって来た崑松たちと会った。一方、次郎も改心したあけみの手引きでかな子を救出に雲仙にやって来た…。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
大村崑
芦屋小雁
芦屋雁平
牧紀子
- スタッフ -
原作:花登筺
監督:的井邦雄
脚色:花登筺
撮影:太田喜晴
音楽:大森盛太郎

配給:松竹
Ⓒ1961松竹株式会社

ジャンル:現代劇