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【作品データベース】太陽先生青春記たいようせんせいせいしゅんき

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・75分
小説倶楽部連載の宮下幻一郎原作を若尾徳平と中沢信三が共同で脚色、的井邦雄が監督した青春メロドラマ。撮影は荒井満次郎が担当している。ポスターコピーは、「明るい太陽の心! 正義の意気! 坊ちゃん先生 万歳!」。

STORY
信州から東京郊外の月カ丘高校に社会科の教師として赴任して来た真田大介(高宮敬二)は、「俺は太陽の如くありたい、諸君と共に太陽の如く強く明るく生きていきたい」と挨拶、太陽先生というアダナをもらった。この大介にクラス委員の桜井京子が好意を持ったが、土地ブローカーの村越作造の息子三郎(田原弘二郎)、通称サブと不良仲間の石松、トミ達は事毎に大介に抗らった。歓迎宴会が料亭夢の家で行われた晩、大介は、土地のボス金山大吉(名和宏)に口説かれて困っている女将由起江(環三千世)を救ったことから、料亭の帰途、金山の乾分に襲われたが、長久寺の天竜和尚(伊藤雄之助)に救われた。その晩、和尚の娘ユカリ(鰐淵晴子)から、山上教頭(十朱久雄)、村越、PTA会長の佐川らが金山と結托、学校の敷地拡張を名目に一儲け企んでいることを聞かされた大介は、金山一派と戦うことを決意した。大介はその後、夢の家に由起江の子供の家庭教師として通うようになった。このことは、彼女と大介が醜関係を結んでいるといった噂をよんだ。一方、観光センター建設を企む金山達にとって、母親と二人暮しの町子(初名美佐子)の土地、屋敷が邪魔で、町子にかねがね、想いを寄せている山上教頭が、色と欲との二股で町子に言い寄っていた。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
高宮敬二
初名美佐子
伊藤雄之助
鰐淵晴子
- スタッフ -
原作:宮下幻一郎
監督:的井邦雄
脚色:若尾徳平
脚色:中沢信三
撮影:荒井満次郎
音楽:大森盛太郎

配給:松竹
Ⓒ1962松竹株式会社

ジャンル:現代劇