映画・アニメの世界

【作品データベース】クレージーの花嫁と七人の仲間くれーじーのはなよめとしちにんのなかま

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・86分
富田義朗と芦沢俊郎、菅野昭彦が共同で脚本を執筆。番匠義彰が監督した喜劇もの。撮影は生方敏夫が担当している。ハナ肇とクレージーキャッツ第1回主演作品。ピーナッツが「恋のフーガ」を歌い、藤木孝とスマイリー小原は見事なツイストを披露している。

STORY
赤坂にあるすし屋「にしき」の女主人杉本邦江(高千穂ひづる)は評判の美人で独身である。それに板前の安治(ハナ肇)と見習の新吉(谷啓)が邦江を助けている。「にしき」の妹娘友子(倍賞千恵子)はK劇場の踊り子で、演出助手の水上順一(山本豊三)とは相思相愛である。気真面目な安治にくらべて妹のみどり(峯京子)はチャッカリ娘。昼はテレビのタレント、夜はキャバレーのホステスという具合にちゃっかり稼いでいる。だが、亭主の三郎(植木等)は大のなまけもので甲斐性なしだ。「にしき」へ来る芸者の千代子(淡路恵子)はかねてから安治を口説いている。或る日、邦江、友子の叔父で、修善寺で健吉(桜井センリ)を番頭に、旅館を経営している茂造(伴淳三郎)が上京して来た。東京に小料理屋を出そうと、土地の物色にきたのだった。喜んだのは三郎で、中学時代のポン友で自称土地会社の社長谷口(犬塚弘)と権田原(安田伸)に土地の相談を持ち込み、手数料を胸算用していた。邦江には以前から電源開発の技師で三木照夫(水原弘)という恋人があった。だが、その照夫が高知へ転勤するというので寂しい気持になるのだった。そんな頃、三郎は茂造に取入って土地の手付金三百万円を受取り、谷口に渡した。ところが、この谷口はペテン師で、金をもらってドロン。それと知って慌てた三郎も何処かへ逃げ出した。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
ハナ肇
倍賞千恵子
植木等
高千穂ひづる
伴淳三郎
- スタッフ -
原案:青島幸男
原案:赤坂四郎
監督:番匠義彰
脚本:富田義朗
脚本:芦沢俊郎
脚本:菅野昭彦
撮影:生方敏夫
音楽:牧野由多可

配給:松竹
Ⓒ1962松竹株式会社

ジャンル:現代劇