映画・アニメの世界

【作品データベース】はだしの花嫁はだしのはなよめ

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・83分
菅野昭彦のオリジナル・シナリオを番匠義彰が監督した明朗喜劇。撮影を生方敏夫が担当している。ポスターコピーは、「明るく、楽しい、ふたりの花嫁候補が素敵なハズ・ハントに火花を散らす」。

STORY
明るく碧い空、碧い海の瀬戸内海を別府航路の観光船“くれない丸”が走っている。「週刊レディ」の記者矢野玲子(鰐淵晴子)は社命で作家山根爽太郎(南原宏治)の取材紀行に同行しこの船に乗り込んでいた。そこへ玲子の父泰輔(佐野周二)がバーのマダム加代(月丘夢路)と共にきていて、玲子とバッタリ会い、あわてた。また、玲子は以前知り合った技師矢代英二(寺島達夫)と甲板で再会し、彼に魅かれた。船が松山の高浜に着くと、泰輔の戦友中島勘治(三井弘次)と娘洋子(倍賞千恵子)が出迎えていた。洋子も前から矢代が好きだったが、倉本良平(早川保)との間に縁談が起っていた。一方、泰輔は勘治と飲み合い加代をかえりみなかった。また“ヤマソウ先生”こと山根爽太郎は玲子と別府へ向った。意を決した玲子は別府から松山へ引き返し、矢代と東京での再会を約した。会社で“ヤマソウ先生”の書いた“海を渡る花嫁”の編集をしている玲子のもとへ、矢代から電話がかかってきた。矢代の家は浅草名代のてんぷら屋「天八」を経営しており、彼は時折カッポウ着をきて天ぷらを揚げた。玲子は山根や輝夫(山本豊三)を誘って毎日「天八」へ通った。が、玲子を好きな輝夫は矢代の存在が面白くなかった。その頃、洋子は上京し花嫁修業を実施のため「天八」の住み込み女中になり、矢代と玲子と顔を合わせ嬉しいやら悲しいやら。一方、玲子は彼女を見て怒った。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
鰐淵晴子
倍賞千恵子
寺島達夫
- スタッフ -
監督:番匠義彰
脚本:菅野昭彦
撮影:生方敏夫
音楽:牧野由多可

配給:松竹
Ⓒ1962松竹株式会社

ジャンル:現代劇