映画・アニメの世界

【作品データベース】赤い鷹 あかいたか

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・84分
松浦健郎と井上梅次が共同でシナリオを執筆、井上梅次が監督した青春もの。撮影は小杉正雄が担当している。

STORY
東京新報の社会部記者旗雄次(橋幸夫)は血気の多い若者で、取材先で記者としての鉄則を破ることもしばしばであった。雄次の大学の先輩でデスクの泉太郎(菅原謙二)は、そんな雄次のよき指導者であった。ある日、ヤクザの新旧勢力の生態を取材に出かけた雄次は、同じく取材に来た日刊帝都新聞社会部風間新子(倍賞千恵子)とはち合わせ、お互いに火花を燃やした。ある日二人は、大島で賭場が開かれることをキャッチした。大島は雄次の郷里である。新子を家に招いた雄次は、母が新子を、恋人あつかいするのを迷惑がりながらも、心に暖かいものを感じていた。賭場にまぎれ込んだ二人は、ヤクザと格闘したり危険な取材を終えて帰ったが、デスクはその原稿を面白くないとつき返した。深夜まで酒を飲み明かす雄次は、流行歌手南風あぐり(北条きく子)からの助けを得て、巽組追放の原稿を、週刊トップ社にもちこんだ。大いに感激した社長木原又作(金子信雄)は、すぐ雑誌にとりあげ、キャンペーンは開始された。一方巽組々長の政吉(待田京介)は、雄次を呼び出し決闘を申しこんだ。物蔭から二人を見守る巽組代貸小田鶴松(河野秋武)の頬になぜか涙が流れていた。数日後、雄次が原因で、妹君江(市川瑛子)の縁談が被談となってしまう・・・。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
橋幸夫
倍賞千恵子
山東昭子
市川瑛子
北条きく子
待田京介
- スタッフ -
監督:井上梅次
脚本:松浦健郎
脚本:井上梅次
撮影:小杉正雄
音楽:小川寛興

配給:松竹
Ⓒ1966松竹株式会社

ジャンル:現代劇