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【作品データベース】太平洋戦争史・世紀の爪跡  たいへいようせんそうし・せいきのつめあと

作品情報

INTRODUCTION
上映時間・90分
これは長編記録映画である。太平洋戦争終了後、昭和二十一年五月に東京軍事裁判が開かれ、二十三年十二月二十三日、東条英機以下七名が戦犯として絞首刑に処せられるまで、長時間にわたって日本は裁かれた。この東京裁判をとおして、さまざまなことが明るみに出された。当時の日本軍閥には、強力な武力によって中国を強圧さえすれば華北占領の目的を一挙に達成できるという意図がつよく働いていた。南京が落ちる前に中国軍は撤退しており、占領されたのは無抵抗の都市であった。そして南京虐殺が日本軍によって行なわれたが、その責任者は松井司令官であると検事は論告した。弁護側は、この不祥事件の責任を全部日本側が負担すべきものではないと反論した。つまり、それは、広島、長崎に投下された原爆のために、数十万の無実の市民が払った凄惨をきわめた犠牲は、誰の責任であるのか?、と。

スタッフ

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配給:松竹

ジャンル:ドキュメンタリー